ABBA JAPANのホームページです。

ABBAファンのみならず、
ABBA初心者の方も楽しめるそんなサイトです。
充分にご堪能下さい。

劇団四季 マンマ・ミーア! WATERLOO RADIO

ミュージカル・ミーツ・シンフォニーABBA、大歓声のうちに終了!

7月26日金曜日・27日土曜日に開催された読売新聞主催の『ミュージカル・ミーツ・シンフォニー アナザーステージ  THE GREATEST HITS FROM ABBA』は東京・池袋・東京芸術劇場大ホールで3回の公演を行ない、大歓声のうちに無事、終了した。劇団四季『マンマ・ミーア!』に比べると年齢層がかなり上だったが、皆、ノリノリの2時間だった。公演終了後、数名の方にインタビューを試みた。

◎60代夫婦「私たち夫婦はABBAの昔からの大ファンなんですよ。いやあ、最高でした。でも『CHESS』をABBAが作っているのを初めて知りました。『CHESS』って何ですか?『クリなんとか』って何ですか?(ミュージカル『クリスティーナ』のこと)ABBAは解散して、今はもうお爺さん・お婆さんですよね?どんな生活をしているのですか?」

◎40代半ば女性「私は毎年恒例のこのシンフォニーを観に来ました。ABBAは実際に知らないんです。主人が50代なのですが、ABBAは主人の世代なのでしょうか?毎年同様素晴らしいコンサートでした」

◎70代の男性「いやあ、ABBAはいいね。最高だね。青春時代を思い出したよ。毎年、演奏してほしいね」

◎30代主婦「私は毎年このコンサートを楽しみに来ていますが、ABBAっていいですねえ。今日、帰りにCDを買って帰ります。お疲れ様です」

◎50代女性「ABBAを聴いていたら、当時(学生時代)に戻りました。ABBAって、今、何しているのですか?生きているのんですよね?」

“ABBAの熱烈なファン”というよりは、むしろ、かつて(70年代)ABBAを聴いていた人、あるいは毎年行なわれているこのコンサートに今年も恒例に従い来てみたら、たまたま今年は「ABBAを演奏していた」という観客であふれていた。

「ダンシング・クイーン」のシーンでは観客全員を立たせて「ユアー・ザ♫ダンシング・クイーン♪」から観客に腕を上げさせ、左から右になびく光景は、ミュージカル『マンマ・ミーア!』からすっかり当たり前の光景となってしまった。

筆者は日本で行なわれた『ABBA関連のイベント』にぼぼ全部参加しているが、今回の『シンフォニーABBA』は心より素晴らしいコンサートだと思った次第である。

コンサートは最初のオーバーチューンから始まり、その後、ソロ、あるいは、デュエットでABBAの名曲を熱唱!一時休憩を入れ後半戦はミュージカル『CHESS』『クリスティーナ』の名曲もおりまぜ、最後はスタンディング・オベイションで東京芸術劇場が一瞬のうちに“ディスコ”と化し、2時間の公演は終了した。

ここで改めて、出演者を紹介しよう(以下、敬称略)。

★ピーター・ジョーバック

筆者は1995年上演のミュージカル『クリスティーナ』で彼とは会っている。というのは言い過ぎだが彼の演技を観た。彼はロバートという役柄を演じていた。ミュージカル『クリスティーナ』はスウェーデンの有名な小説『移民』をベースに、ビヨルンとベニーが『CHSS』に続く“第二弾”として制作したミュージカルだ。話の筋を簡単に申し上げると、かつてスウェーデンの住民がアメリカ・カリフォルニアに移住した時の悲しみと喜びを主人公のクリスティーナを通して描かれている。北欧以外ではなかなか観ることはできないが、近々、ブロードウェイ上演も計画されている。日本には……スポンサー次第であろう。

上演中、通訳を通して、ピーターが、1995年の『クリスティーナ』を通して、ビヨルン、ベニーと親しくなったエピソードを語ってくれた(『クリスティーナ』には1998年まで出演)。その後、彼は、ブロードウェイ(ニューヨーク)とウエストエンド(ロンドン)で『オペラ座の怪人』のファントム役を射止めた。また自らプロデュースも行なった『アイ・ラブ・ミュージカルズ(I Love Musicals)』は今から3年前の七夕に『日本武道館』で昼・夜2回公演が行なわれたので筆者を含め、ご覧になった方も多いだろう。あの時のキャッチフレーズは『3人のファントムが一堂に集う!』だった。何しろこの『アイ・ラブ・ミュージカルズ』は、ヨーロッパで15万人を動員したミュージカルコンサートの最高傑作なのだ。ミュージカルスターのピーター・ジョーバックが考案し“世界最高峰のミュージカルスター”により名作ミュージカルのベストナンバーをこれでもか、これでもか、というくらい、オーケストラの生演奏と大スクリーンをバックにダイナミックな演出で彩られた『限りなく豪華ライヴステージ』なのだ。今回の公演中、ピーターが英語で「また日本に戻って来れてうれしいよ」と語ったのはこのことを指している。なお、彼は1971年生まれの40代後半。今後の活躍が楽しみだ。

*この時の日本公演の出演者は以下のとおり

◎ピーター・ジョーバック

ウエストエンドで『ミス・サイゴン』のクリス役を務めるほか、ブロードウェイ・ウエストエンドで『オペラ座の怪人』ファントム役を演じ、同作の25周年記念公演に歴代ファントムとして出演。スウェーデンの国民的スター!

◎ラミン・カリムルー
『オペラ座の怪人25周年記念公演』ファントム役で世界の注目を集め、ブロードウェイ『レ・ミゼラブル』ジャン・バルジャン役でトニー賞にもノミネート。母国カナダでの『エビータ』チェ役も控える、ミュージカル界屈指の超人気スター!

◎ノーム・ルイス
『レ・ミゼラブル』ジャベール役を演じ、同作の25年記念コンサートにも出演。
『ポギー&ベス』ポギー役でトニー賞ノミネート、『オペラ座の怪人』ではアフリカ系俳優として史上初のファントム役を務めた話題のブロードウェイ俳優!

◎スカーレット・ストラーレン
ウエストエンド・ブロードウェイで『メリー・ポピンズ』タイトルロールを演じるほか、 ウエストエンド『雨に唄えば』キャシー役で2度目のオリヴィエ賞ノミネート。『コーラスライン』キャシー役で主演も果たす超実力派ミュージカル女優!

◎新妻聖子(スペシャルゲスト)
『レ・ミゼラブル』エポニーヌ役に大抜擢されミュージカルデビューを果たす。『ミス・サイゴン』キム役や『キャンディード』クネゴンデ役では、豊かな声量と表現力で海外スタッフも絶賛する日本ミュージカル界のNO.1歌姫!

オーケストラ:東京フィルハーモニー交響楽団

☆グニラ・バックマン

彼女のミュージカル歴は35年というのだから驚きだ。もちろん『マンマ・ミーア!』のオーディションにも何度も挑戦したがなかなか縁には恵めれなかったが、ある日、ベニーから突然連絡があり、見事に主役のドナを演じる機会に恵まれた(スウェーデン版『マンマ・ミーア!』)。ウエストエンドでは『ミス・サイゴン』『レ・ミゼラブル』では主役を演じた。スウェーデン界のトニー賞と言われている『ゴールデン・マスク賞』の主演女優賞も受賞している。

☆サラ・オレイン

オーストラリア・シドニーで生まれ育つ。母は日本人音楽家。5歳よりヴァイオリン教育を受ける。シモン・ゴールドベルク(ロシア帝国~現在のポーランド~出身のユダヤ系アメリカ人のヴァイオリン奏者・指揮者。1990年より没年まで、新日本フィルハーモニー交響楽団の指揮者に就任。晩年は夏には立山山麓の立山国際ホテルに長期滞在するのを常としており、その地で逝去した。 最後の妻は山根銀二の姪でピアニストの山根美代子)の高弟ペリー・ハートに6歳より学ぶハートの死去まで(2000年)教育を受け続け、彼女の最後の弟子であった。13歳からワンダ・ウィウコミルスカの指導を受ける。絶対音感と3オクターブを超える音域を持つ。音を色として感じる共感覚(色聴)を持つ。フランス語、ラテン語を理解でき英語・日本語・イタリア語を使いこなす。

2008年には、世界で25名の学生が選ばれる東京大学留学生として、オーストラリアを代表して東京大学教養学部に留学。東京大学留学中に作曲家の光田康典がゲーム音楽曲の為、ネイティブな英語を使う歌手を探している事を知り、自ら働きかけ採用される。オーストラリアに帰ったのち、この歌唱が大変な好評を得て居る事を知り、歌手になる決意をして、家族から1年間だけの許可を得て再度日本に渡り歌手への道を探る事となった。約束の一年が近づきオーストラリアに帰らなければならないかと思い始めた時、デモ用に作ったCD音源がユニバーサルミュージックに渡り契約を結ぶ事となる。父親が亡くなってすぐの出来事で、契約する事が出来たのは天国の父親からの贈り物だったと思うと語っている。なお、2016年6月22日 NHKホールで『熊本地震復興チャリティーコンサート ~九州がんばれ!~』にサラが出演したとき、筆者は熊本で毎日取材していた(同年7月31日にNHKBSプレミアムで放送)。

https://ameblo.jp/onmitsudoshintenpoji/entry-12216946298.html

★海宝直人

舞台デビューは7歳の時、劇団四季ミュージカル『美女と野獣』(1996年-1998年)のチップ役。当時ミュージカル『アニー」に出演していた海宝あかね(姉・現在、劇団四季に所属)の姿を見て自分もミュージカルに出てみたいと劇団四季の子役オーディションに応募して合格。チップ役はトリプルキャストをウエンツ瑛士と共にまわしていた。その後劇団四季ミュージカル『ライオン・キング』の初代ヤングシンバ役として1999年-2001年舞台に立つ。『ライオン・キング』には姉の海宝あかね(ヤングナラ役)と共に姉弟出演していた。オリジナルジャパニーズキャストとしてCDにおいても歌唱している。弟は劇団四季のミュージカル『サウンド・オブ・ミュージック』に子役として出演していた海宝潤(元ジャニーズJr.)。『ファントム (ミュージカル)』で相手役として共演した女優の杏とは子役時代も共演している。『レ・ミゼラブル (ミュージカル)』で共演のジャン・バルジャン役吉原光夫とは劇団四季ミュージカル『ライオン・キング』において、ヤングシンバとその父・ムファサとして共演していた

また、かつて子役ヤングシンバ役として出演していた劇団四季ミュージカル『ライオン・キング』に、主演シンバ役として2016年春から出演予定であることが発表された。ヤングシンバ役であった俳優がシンバ役として同作品に戻ってくるのは初めてとなる。2016年4月23日、四季劇場『春』において、16年ぶりにシンバ役として同作品出演を果たした。2016年8月、劇団四季ミュージカル『アラジン』に出演したジーニー役阿久津陽一郎(筆者の親友)とは子役時代劇団四季ミュージカル『ライオン・キング』においてヤングシンバ役として出演している時に楽屋を共にしていた。2016年12月10日、劇団四季ミュージカル『ノートルダムの鐘』にて、外部キャスト初の開幕主演キャストとなる。2018年5月23日、THE HIT OPERA SHOW『TRIOPEARS』にて、ロンドン・ウェストエンド舞台デビュー(2018年5月23日~7月1日 PEACOCK THEATRE)。2018年8月3日~4日、ポーランド・シュシェチンにて初めて海外コンサートに出演。London Royal Opera Houseのコンサートマスター、Vsako Vassilevと共演。今、ノリにノッテいる1988年生まれの若手スターである。別件、彼は、ロックバンド「(シアノタイプ)」のメンバーとして活動している。メンバーはボーカル・海宝直人、ベース・西間木陽、ギター・小山将平。

【コンサート・シーン】(セット・リスト)

では「コンサートの模様」を報告しよう。実際に観に行った方もそうでない方も『ABBAの映像』と共に、このコンサートを振り返ろう!(一部ABBA以外の映像があります。ご了承ください)。

*なお、それぞれの曲を歌った歌手名を書いておきます(歌手名は千秋楽)。

★前半(ステージ1)★

M1.オーバーチューン

まずは、インストゥルメンタルの数々のABBAナンバーが演奏された。「ザ・ビジターズ」「マンマ・ミーア」「ギミー!ギミー!ギミー!」「スーパー・トゥルーパー」「サマー・ナイト・シティ」「アイ・ハヴ・ア・ドリーム」「レイ・オール・ユア・ラヴ・オン・ミー」「スーパー・トゥルーパー」「ザ・ビジターズ」。いよいよこれから始まるという緊張感が漂ってきた。なお、オーケストラは『読売⽇本交響楽団』、指揮は円光寺雅彦。

M2.SOS(ピーター・ジョーバック、グニラ・バックマン)

M3.ホエン・オール・イズ・セッド・アンド・ダン(サラ・オレイン、海宝直⼈)

M4.スリッピング・スルー(グニラ・バックマン)

M5.チキチータ(サラ・オレイン)

M6.イーグル(ピーター・ジョーバック)

M7.アワ・ラスト・サマー(海宝直⼈)

M8.ザ・ウィナー(グニラ・バックマン)

~談笑~

M9.マネー、マネー、マネー(ピーター・ジョーバック、海宝直⼈)

M.10マンマ・ミーア(全員)

★後半(ステージ2)★

M.11悲しきフェルナンド(グニラ・バックマン)

M12.レイ・オール・ユア・ラヴ・オン・ミー(海宝直⼈)

M13.ノウイング・ミー、ノウイング・ユー(ピーター・ジョーバック、サラ・オレイン)

M14.ダズ・ユア・マザー・ノウ(グニラ・バックマン、海宝直⼈)

M15.アイヴ・ビーン・ウエイティング・フォー・ユー(サラ・オレイン)

M16.アンセム:ミュージカル『CHESS』より(海宝直⼈)

M17.アイ・ノウ・ヒム・ソー・ウェル:ミュージカル『CHESS』より(グニラ・バックマン、サラ・オレイン)

~談笑~

M18.ゴールド・キャン・フォー・トゥ・サンド:ミュージカル『クリスティーナ』より(ピーター・ジョーバック)

M19.サンキュー・フォー・ザ・ミュージック(全員)

M20.マイ・ラヴ、マイ・ライフ(全員)

★アンコール★

M21.イフ・イット・ワズント・フォー・ザ・ナイツ&.恋のウォータールー(全員)

M22.ダンシング・クイーン(全員)

★ダブル・アンコール★

M23.スーパー・トゥルーパー(全員+コーラス)

★カーテンコール★

2回

★終了:19時5分★

◎公演概要
『ミュージカル・ミーツ・シンフォニー アナザーステージTHE GREATEST HITS FROM ABBA』
<出演>
ピーター・ジョーバック、グニラ・バックマン、サラ・オレイン、海宝直⼈
オーケストラ︓読売⽇本交響楽団/指揮︓円光寺雅彦
<⽇時>2019.7.26(⾦)19:00開演
2019.7.27(⼟)13:00開演/17:00開演
<会場>東京芸術劇場コンサートホール(東京・池袋)東京都豊島区⻄池袋1-8-1

<チケット料金>:S席:9,800円、 A席:8,800円(全席指定・税込)
※未就学児のご入場はできません。
※本公演ではABBAの出演はありません。 楽曲はすべて英語歌詞です。

<公演公式サイト> https://mmsanotherstage2019.com/ 
<公式ツイッター>@MMS_ABBA( https://twitter.com/MMS_ABBA
<問い合わせ>
読売新聞 東京本社 事業開発部
03-3216-8606(平⽇11:00〜18:00)

◎チケット購入は以下にて!!

チケットぴあhttps://t.pia.jp/pia/event/event.do?eventBundleCd=b1825886

キョードー東京https://www.kyodotokyo.com/musicalmeets-another

ローソンチケットhttps://l-tike.com/

イープラスhttps://eplus.jp/

楽天チケットhttps://ticket.rakuten.co.jp/

東京劇場ボックスオフィスhttp://www.geigeki.jp/ti/

<チケット料金>:S席:9,800円、 A席:8,800円(全席指定・税込)
※未就学児のご入場はできません。


ホームページ作成ホームページ制作京都