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【レビュー】ABBAトリビュート・コンサート、1970年代のスーパーグループをケズウィックで再現

「ABBAパーティー」は、先週土曜日にグレンサイドのケズウィック・シアター(※)で開催された公演で、観客をダンスフロアへと誘いました。

*ABBA、フリーダ、アグネタ、ベニー、ビヨルン。
1979年1月9日、国際連合総会でパフォーマンスを行なう(AP通信/ロン・フレム撮影、ファイル写真)。

グレンサイド(ペンシルベニア州) — 1970年代、多くの音楽グループが成功の頂点へと駆け上がりました。
その中には、ヒットチャートを席巻し、公演は軒並み完売、文化的現象にまでなったグループが名を連ねていました。

ディスコ時代の代表格であるビージーズは、映画『サタデー・ナイト・フィーバー』のサウンドトラックとともに驚異的な人気を獲得。KISSは、コスチュームに身を包んだキャラクターとして、全米のステージを炎で包み、「Shout It Out Loud」を熱唱してファンを熱狂させました。

そして忘れてはならないのが、ABBAです。
このスウェーデンの4人組は、派手な衣装、華やかなパフォーマンス、そして2人の女性ボーカルによる伸びやかな歌声で、アメリカでも多くのファンを魅了しました。

そんなABBAの魅力を再現したのが、土曜夜にケズウィック・シアターで開催された「The Concert – A Tribute to ABBA(ザ・コンサート:ABBAへのトリビュート)」です。

会場では世代を問わず“ダンシング・クイーン”たちが通路で踊りながら、スウェーデンの名曲たちを祝福する本格的な“ABBAパーティー”が繰り広げられました。

このトリビュートバンドには、1970年代にABBAのレコーディングやコンサートでベースを担当していた本物の元メンバー(ベーシスト)も加わっており、そのことでパフォーマンスに本物らしさが一層加わっていました。

出演者たちは、アグネタ、フリーダ、ベニー、ビヨルンという4人のABBAメンバーの役を見事に演じきりました。

男性陣は、実力派の演奏で観客を魅了し、ホーンプレイヤー、ドラマー、元ABBAベーシスト、ギタリスト、そして2人のバックアップシンガーを従えた豪華編成でした。

女性陣は、アグネタとフリーダ役として見事な歌唱力を発揮し、ソロの見せ場でもその存在感を発揮。大胆なステージ衣装とともに、当時の雰囲気を完璧に再現しました。

1幕目ではABBAの代表曲が次々に披露され、2幕目では観客が総立ちになる盛り上がりを見せました。

「恋のウォータールー」は、彼らのブレイクのきっかけとなった曲で、以降7年間にわたって数々の名曲が生まれました。
そして、観客の誰もが一度は耳にしたことがある(たとえ口では認めなくても)ヒット曲の数々が、今回の公演でも披露されました。

「SOS」「マンマ・ミーア」「悲しきフェルナンド」「ノウイング・ミー、ノウイング・ユー」「テイク・ア・チャンス」「チキチータ」「スーパー・トゥルーパー」「ザ・ウィナー」、そして最後はもちろん「ダンシング・クイーン」で締めくくられました。

この「ABBAパーティー」は、来年以降もケズウィック・シアターに戻ってきてほしいと、多くの観客が願うような最高の夜となりました。

※ケズウィック・シアター(Keswick Theatre)は、アメリカ・ペンシルベニア州グレンサイドに位置する歴史的な劇場で、フィラデルフィアの郊外にあります。1928年12月24日に開業し、当初はヴォードヴィルや映画を上映する劇場としてスタートしました。建築家ホレス・トランバウアー(Horace Trumbauer)によって設計され、チューダー・リバイバル様式の外観が特徴です。

https://patch.com/pennsylvania/abington/abba-tribute-concert-recalls-1970s-supergroup-keswick-review


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