オルムステッド・タウンシップ — オルムステッド・フォールズ・ハイスクール・マスカーズ(※)は、春の公演としてミュージカル『Mamma Mia!』に挑戦します。
*オルムステッド・フォールズ・ハイスクール・マスカーズによる春のミュージカル『マンマ・ミーア!』の公演。
(写真提供:オルムステッド・フォールズ市学区)
公演は4月16日から19日まで、高校内のハーディング・センター・フォー・ザ・パフォーミング・アーツで上演されます。
「とにかくとても楽しい作品だと思いました。これこそがミュージカルに求めているものです」と語るのは、本作の演出を務めるマスカーズ顧問のクリスティ・クタレリです。
「魅力的なキャラクターと、誰もが知っている素晴らしい楽曲がそろっています。とても楽しく、心温まるエンターテインメントです」。
本作はもともと、1970年代のポップグループABBAのヒット曲をもとにした2002年のトニー賞ノミネート作品としてブロードウェイで誕生しましたが、2008年に公開された映画版が世界興行収入6億ドルを記録し、同年代の後半に爆発的な人気を博しました。
物語をつなぎとめているのは、もちろん音楽であり、「ダンシング・クイーン」「エス・オー・エス」「マネー、マネー、マネー」「テイク・ア・チャンス」といったABBAの名曲が登場します。
しかし、結婚式でバージンロードを共に歩くために実の父親を探す活発な娘の物語は、誰もが共感できる深い感情に訴えかけるものでもあります。
「初めて映画を観たときの年齢は覚えていませんが、母と娘の心温まる関係が本当に美しくて印象的でした」とクタレリは語ります。
「その部分にとても心を打たれました」。
今回の『マンマ・ミーア!』は、彼女にとって初めての演出作品となります。
この人気ミュージカルを上演することを決めた理由について、彼女は25人のキャストの存在を挙げています。
「今年一緒に取り組んでいる生徒たちは、特に才能に恵まれています」と彼女は言います。
「この若い出演者たちと仕事ができるのは本当に喜びですし、観客の皆さんにとってもきっと楽しい見どころになるはずです」。
また、サウンドトラックの中でも、特にある楽曲が彼女に予想以上の感動を与えているといいます。
それが、優しく繊細な楽曲「スリッピング・スルー」です。
「映画を観て母と娘の関係に強く心を動かされたとお話ししましたが、リハーサルでこの曲を聴くと、涙をこらえるのが本当に難しいんです」と彼女は語ります。
「あまりにも感動してしまって、生徒のアシスタントディレクターに笑われてしまうほどです」。
「ABBAといえば楽しく盛り上がる曲のイメージが強いですが、この曲は本当に美しくて、作品の核心を捉えていると感じています」。
※■ オルムステッド・フォールズ・ハイスクール
アメリカ・オハイオ州のオルムステッド・フォールズにある公立高校で、1967年に設立されました。
■ 学校の概要
- 9年生〜12年生(日本の高校1年〜3年)
- 生徒数:約1,200人規模
- 郊外型キャンパス(住宅地に立地)
- マスコットは「ブルドッグ」
■ 特徴
① 芸術活動が盛ん(特にミュージカル)
校内には
👉 ハーディング・センター・フォー・ザ・パフォーミング・アーツ
という本格的な劇場があり、舞台公演が頻繁に行なわれています。
今回の『マンマ・ミーア!』も、この施設で上演されます。
② 学業・スポーツ・芸術のバランスが良い学校
- AP(大学レベル)授業あり
- スポーツも州大会レベルで活躍
- 演劇・音楽など芸術教育も充実
→ アメリカの典型的な「総合力の高い公立高校」です。
■ イメージ(日本でいうと)
- 設備が整った公立高校
- 文化祭レベルを超えた“本格ミュージカル”を上演
- 地域の人も観に来る「地域文化拠点」
■ ポイント
今回の記事のように、
この学校の演劇団体(マスカーズ)は
👉 高校とは思えないレベルのミュージカル公演を行なうことで知られています



