フォルテ・シアター(※)は、完成度の高いプロフェッショナルな作品でシーズンを締めくくり、観客に純粋な楽しさに満ちたひとときを提供している。
フォルテ・シアターは、現在のシーズンを大ヒット・ミュージカル『マンマ・ミーア!』で締めくくる。この作品は先週末にフランクリンで開幕し、4月19日まで上演が続く。
*フォルテ・シアター・カンパニー、『マンマ・ミーア!』を上演(2026年)
会場と舞台のスケール
フランクリン高校内にあるセイバー・センター・フォー・ザ・パフォーミング・アーツ(※)は非常に広大で、小規模なミュージカルでは持て余してしまうこともある。
しかし『マンマ・ミーア!』ではその心配はない。
本作は、ABBAのベニー・アンダーソンとビヨルン・ウルヴァースによる素晴らしい音楽、見事なダンス、そしてギリシャの島のタベルナを再現した精巧な舞台装置によって、空間全体を余すところなく満たしている。
脚本はイギリスの劇作家キャサリン・ジョンソンが手がけている。
物語の中心
この幸福感あふれるギリシャの楽園の中心にいるのは、ドナ(キャシー・パイアット)である。
彼女は大学卒業後にこの地を訪れ、その魅力に惹かれて宿屋を建て、娘ソフィ(ホープ・リーステラー)を育ててきた。
それから20年が経ち、ソフィは婚約者スカイ(リアム・レッドフォード)との結婚を控えている。
ソフィは父親にバージンロードを歩いてもらいたいと願っているが、自分の父親が誰なのか分からない。
ドナは未婚のまま一人でソフィを育ててきた。
しかしソフィは、ドナの古い日記の中に興味深い手がかりを見つける。
そこで彼女は、ドナのかつての恋人3人をこっそり結婚式に招待し、その中の誰かが父親だと見抜こうとする。
ブロードウェイでもおなじみの物語
物語の続きは、ブロードウェイ版(2002年にトニー賞5部門にノミネート)や、最近のリバイバル公演(今年2月に終了)を観たことのある人にはおなじみの展開である。
またミルウォーキーでは、スカイライト・ミュージック・シアターが2022年シーズンの一環として『マンマ・ミーア!』を上演している。
*フォルテ・シアター・カンパニー、ミュージカル『マンマ・ミーア!』を上演(2026年)
※セイバー・センター・フォー・ザ・パフォーミング・アーツとは
セイバー・センター・フォー・ザ・パフォーミング・アーツは、アメリカ・フランクリンにあるフランクリン高校内の本格的な舞台芸術ホールです。
■ 基本概要
- 所在地:フランクリン高校(ウィスコンシン州)内
- 種別:学校付属のパフォーミングアーツ施設
- 用途:演劇、ミュージカル、コンサート、講演など
■ 特徴
① 高校施設とは思えない大規模ホール
この施設は非常に広い客席と大きな舞台を備えており、
一般的な高校の講堂とは一線を画す本格的な劇場仕様となっています。
実際にレビューでも「小規模なミュージカルでは持て余すほど広い」と表現されるほどの規模です。
② 本格的な舞台設備
- 照明設備
- 音響設備
- 舞台装置の設営スペース
が整っており、プロに近いレベルの演出が可能です。
フォルテ・シアターのような地域劇団が大規模作品を上演できる理由の一つとなっています。
③ 学校と地域の共有施設
この施設は単なる学校設備ではなく、
- 高校の演劇・音楽活動
- 地域劇団の公演(例:フォルテ・シアター)
- コンサートや地域イベント
など、地域全体の文化拠点として活用されています。
■ 『マンマ・ミーア!』との関係
フォルテ・シアターによる『マンマ・ミーア!』は、このセイバー・センターで上演されており、
- 大規模な舞台装置(ギリシャのタベルナ)
- ダンスナンバー
- ABBA楽曲の演奏
といった演出を、会場の広さを活かしてダイナミックに展開しています。
■ イメージ
日本で例えると、
👉「高校内にあるが、市民ホール並みの設備を持つ本格劇場」
という位置づけです。




