ベニーとフリーダが教育プログラム発足イベントにサプライズ登場
ABBAの革新的なコンサート体験『ABBA Voyage』が、ロンドン東部の若者たちを対象とした教育支援プログラムを大幅に拡充し、その発足イベントにABBAのオリジナルメンバーであるベニー・アンダーソンとアンニ=フリード・リングスタッド(フリーダ)が登場した。
会場となったのは、ロンドン東部ストラトフォード近郊に建設された専用劇場「ABBAアリーナ」。この日、地元の学校から招待された何百人もの子どもたちが集まり、『ABBA Voyage』の公演を体験した。
若者をクリエイティブ業界へ
今回発表された新プログラムには、
- 学校向け教育カリキュラム
- メンタリング制度
- 地元エンターテインメント施設での職業訓練
- 将来的な雇用機会の提供
などが含まれている。
その目的は、ロンドン東部の若者たちが音楽、舞台、映像などのクリエイティブ産業へ進むための道筋をつくることだ。
この取り組みは、ロンドン五輪後に再開発されたクイーン・エリザベス・オリンピック・パーク周辺地域の人材育成プロジェクトとも連携している。
子どもたちと一緒に「サンキュー・フォー・ザ・ミュージック」
イベント当日、子どもたちは
- 「ギミー!ギミー!ギミー!」
- 「SOS」
などの名曲に合わせて歌い、踊りながら公演を楽しんだ。
そして公演終了後、会場にサプライズで現れたベニーとフリーダは、子どもたちとともに「サンキュー・フォー・ザ・ミュージック」を歌い、大歓声を浴びた。
ベニー「良い曲を書くには時間が必要」
79歳のベニーは、現在も毎日ピアノに向かって作曲を続けているという。
彼は作曲について次のように語った。
「悪い曲を書くのは簡単です。でも良い曲を書くには何時間も、何日も、何週間も座り続けなければなりません」。
さらに、
「時々、ドラゴンが洞窟から出てくるように曲が現れる。でも最近は本当にまれです」。
とも話し、創作の難しさをユーモアを交えて説明した。
フリーダ「私たちは今も友達」
ABBAの4人の関係について質問されたフリーダは、
「私たちはいつも友達です。たとえ違う国に住んでいても」。
と語り、長年にわたる友情が今も続いていることを明かした。
8,500人以上の若者が参加
『ABBA Voyage』はこれまでにも地元学校向け特別公演などを実施しており、すでに約8,500人の若者たちがプログラムに参加している。
またABBAアリーナは地域雇用にも積極的で、従業員の少なくとも50%を周辺地域から採用する方針を掲げている。
世界的人気を続ける『ABBA Voyage』
2022年に開幕した『ABBA Voyage』では、若き日のABBAを再現したデジタル・アバター「ABBAtar(アバター)」がステージに登場する。
公演はこれまでに200万人以上を動員し、英国経済に14億ポンド以上の経済効果をもたらしたとされている。現在もロンドンのABBAアリーナで上演が続いている。
写真クレジット:ABBA Voyage/Billboard/Getty Images(掲載写真による)
*記事編集済み
https://www.billboard.com/pro/abba-voyage-education-programme-east-london/



