マンチェスターに『マンマ・ミーア! ザ・パーティ』進出へ 600席の新専用会場を計画
ABBAの楽曲をテーマにした没入型ダイニング・エンターテインメント『マンマ・ミーア! ザ・パーティ』が、イングランド北部のマンチェスターへ進出する計画が明らかになった。運営会社は、マンチェスター・シティFCの本拠地エティハド・スタジアムに隣接するエリアに、600席規模の新たな専用会場を建設する計画を提出している。
ロンドンの『マンマ・ミーア! ザ・パーティ』出演キャスト
(写真:グラント・ウォーカー/The Stage)
『マンマ・ミーア! ザ・パーティ』は、ABBAの名曲に彩られたストーリーと、本格的な食事体験を融合させた人気イベント。現在はロンドンのO2アリーナとスウェーデン・ストックホルムの2か所で開催されている。マンチェスター公演が実現すれば、世界で3番目、イギリスでは2番目の常設会場となる。
新会場は、マンチェスター・シティが進める約3億ポンド規模の再開発計画「メドロック・スクエア」の一部として建設される予定だ。会場は3階建てで、約600人を収容できる規模となり、来場者はギリシャのタベルナ(居酒屋風レストラン)を再現した空間で、食事とライブパフォーマンスを楽しむことができる。
作品の舞台は、映画『マンマ・ミーア!』で知られるギリシャの島スコペロスをイメージした世界観。観客は3コースディナーを味わいながら、ABBAのヒット曲に彩られたドラマを体験し、最後にはディスコパーティーで盛り上がるという構成になっている。
運営に携わるポップハウス・エンターテインメントのCEO、Jessica Koravos は、「マンチェスターは音楽とエンターテインメントにおける情熱と革新で知られており、この画期的な作品を届けるのに最適な場所です」とコメント。ロンドン公演が長年にわたり成功を収めていることを踏まえ、さらなる観客層の拡大に期待を寄せている。
また、マンチェスター・シティ・オペレーションズのマネージングディレクター、Danny Wilson は、「イングランド北部では没入型エンターテインメントへの需要が高まっている」と述べ、この計画が東マンチェスター地域の活性化にもつながるとの見方を示した。
『マンマ・ミーア! ザ・パーティ』で再現されるギリシャ風タベルナのイメージ
計画は現在、地元自治体による審査段階にあり、正式な開業時期は未定。しかし、公式サイトではすでにマンチェスター版に関する情報登録の受付が始まっており、実現に向けた準備が着々と進められている。
ABBAファンにとっては、ロンドンまで足を運ばなくても『マンマ・ミーア! ザ・パーティ』を体験できる日が近づいているのかもしれない。
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