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劇団四季 マンマ・ミーア! WATERLOO RADIO

【劇団四季】『マンマ・ミーア!』広島公演へ始動

『マンマ・ミーア!』広島公演へ始動――感動のフィナーレに向け、本格的な稽古がスタート

劇団四季のミュージカル『マンマ・ミーア!』広島公演が、10月4日(日)、上野学園ホール(広島県立文化芸術ホール)で開幕する。

名古屋、横浜と巡り、多くの観客に感動と興奮を届けてきた今回の公演も、いよいよ広島でフィナーレを迎える。開幕を目前に控えた四季芸術センター(横浜市あざみ野)にはカンパニーが再集結し、広島公演に向けた本格的な稽古が始まった。

ABBAの名曲が彩る、母と娘の物語

『マンマ・ミーア!』は、世界的ポップグループABBAのヒットナンバーによって物語が展開する、エネルギッシュで幸福感に満ちたミュージカルだ。

舞台は、青く輝くエーゲ海に浮かぶ小さな島。結婚式を翌日に控えた娘ソフィと、母親のドナ・シェリダンを中心に、父親かもしれない3人の男性や、個性豊かな人々を巻き込んだ騒動が繰り広げられる。

悩みや過去を抱えながらも前向きに生き、それぞれの幸せを探し出そうとする登場人物たち。その姿が、ABBAの時代を超えて愛される名曲とともに、生き生きと描き出される。

台本に立ち返り、作品をもう一度掘り下げる

カンパニー全体で迎えた稽古初日。レジデント・ディレクターを務める山下純輝の呼びかけにより、台本を冒頭から通して読む「読み合わせ稽古」が始まった。

「ダンシング・クイーン」「マネー、マネー、マネー」をはじめとするABBAの名曲が、ドナやソフィ、そして彼女たちを取り巻く人々の人生をドラマチックに紡いでいく。

メインキャストの力強い歌声に、アンサンブルによる繊細なハーモニーが重なると、稽古場は本番さながらの高揚感に包まれた。名古屋、横浜で積み重ねてきた経験を生かしながらも、俳優たちは改めて台本と向き合い、一つひとつの台詞や人物の感情を丁寧に確認していった。

『マンマ・ミーア!』広島公演に向けた稽古の様子

「あらゆる目的を明確に」

稽古終了後、山下はカンパニーに向けて次のように語った。

「皆さんが名古屋・横浜公演を経て培った経験をうまく昇華し、深めてきたことが、しっかりと見えました。同時に、もう一度台本に立ち返ろうとする姿勢も感じられ、集中力のある良い稽古初日でした」。

そのうえで、広島公演に向けて取り組むべき課題について、こう続けた。

「ここからやるべきことは、台詞を通して『具体的に正しく行動すること』です。それぞれの役に与えられた行動や台詞はもちろん、さらに大きな意味で言えば、その場面に登場する理由も含めて、あらゆる“目的”を明確にしてください。そして、それぞれの役の新しい一面も探っていきましょう」。

山下の言葉に熱心に耳を傾け、深くうなずく俳優たち。これまでの公演で培った成果を大切にしながら、より深く、より鮮やかな舞台をつくり上げようとする強い意志が、稽古場全体に広がっていった。

名古屋、横浜から広島へ――いよいよ最終章

『マンマ・ミーア!』が持つ圧倒的なパワーと歓喜のエネルギー、そして困難を乗り越えて前へ進む「生きる力」を、広島の観客へ届ける――。その新たな挑戦が、いよいよ始まった。

広島公演は、10月4日(日)から11月23日(月・祝)まで、上野学園ホールで期間限定上演される。

笑って、泣いて、最後には誰もが幸せな気持ちになれる『マンマ・ミーア!』。名古屋、横浜を巡ってきた今回の公演を観劇できるのは、広島が最後の機会となる。

ABBAの名曲とともに繰り広げられる、最高にハッピーな物語。その感動のフィナーレを、どうぞお見逃しなく。

*敬称略

 


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