ビートルズとABBAのトリビュート・バンドがカービーに再登場
*「マニア:ザ・ABBA・トリビュート」が、10月18日(日)午後19時30分、カービー・センターに再登場します。写真:提供写真
著名な二つのトリビュート・グループが、10月にF・M・カービー・センター・フォー・ザ・パフォーミング・アーツ(※)に帰ってきます。
エミー賞受賞グループ「ザ・ファブ・フォー:ジ・アルティメット・トリビュート」は、10月17日(土)午後19時30分から公演を行ないます。そして翌日の10月18日(日)午後19時30分には、ABBAのトリビュート公演「マニア:ザ・ABBA・トリビュート」が、カービーの舞台に登場します。
両公演とも、チケットは25ドルからで、別途手数料がかかります。
チケットは、カービー・センターの「ソルドーニ・ファミリー財団チケット窓口」へ電話(570-826-1100)で申し込むか、ticketmaster.comで購入できます。また、月曜日から金曜日の午前10時から午後17時までの通常営業時間中に、カービー・センターのチケット窓口で直接購入することもできます。
「ザ・ファブ・フォー:ジ・アルティメット・トリビュート」は、ビートルズ初の長編映画『ア・ハード・デイズ・ナイト』のダイヤモンド・アニバーサリー(60周年)を祝う、まったく新しいショーを披露します。
公演では、何度もの衣装替えに加え、ビートルズの名曲を一音一音忠実に再現した生演奏が繰り広げられます。細部にまで徹底してこだわる姿勢は、同グループのエミー賞受賞にもつながりました。
「マニア:ザ・ABBA・トリビュート」は現在、全米ツアーを行なっており、本物を忠実に再現した衣装や振り付け、そして生演奏を披露しています。同グループは20年間にわたり、五つの大陸、40か国で4,000回以上のライブ公演を行なってきました。
※F・M・カービー・センター・フォー・ザ・パフォーミング・アーツは、アメリカ・ペンシルベニア州ウィルクスバリ市にある歴史的な劇場です。 1938年に映画館として開館し、現在はコンサート、ミュージカル、バレエ、コメディーなどを上演する舞台芸術施設として親しまれています。kirbycenter.org
所在地は、市の中心部にあるパブリック・スクエア71番地です。「パフォーミング・アーツ」は「舞台芸術」を意味し、日本語では「F・M・カービー舞台芸術センター」と説明できます。kirbycenter.org
映画館から、地域を代表する劇場へ
この建物は、1938年8月18日に「コマーフォード劇場」として開館しました。初日に上映されたのは映画『アレクサンダーズ・ラグタイム・バンド』です。1949年には所有者が変わり、「パラマウント劇場」という名称になりました。kirbycenter.org
1972年にはハリケーン・アグネスによる大洪水で被災。その後、郊外のショッピングモールや複合映画館の台頭によって経営が厳しくなり、建物は取り壊しの危機に直面しました。しかし、市民による保存運動が起こり、1978年にはアメリカの国家歴史登録財に登録されました。kirbycenter.org
地域の寄付などによって修復が進められ、1986年9月19日、現在のF・M・カービー・センターとして再開館しました。名称は、修復を支援したフレッド・M・カービー2世の父を記念したものです。kirbycenter.org
華やかなアール・デコの館内
客席から見た舞台。写真:F・M・カービー・センター公式サイト。
劇場の魅力は、1930年代の華やかさを伝えるアール・デコ様式の装飾です。館内には、えんじ色、ローズ色、金色を基調とした内装や、装飾豊かな舞台の枠が見られます。ロビーの階段の間には、大きな円筒形のシャンデリアも残されています。kirbycenter.org
公式サイトによると、収容人数は1,832人。客席には、舞台前方の「オーケストラ席」、中間階の「メザニン席」、上階の「バルコニー席」があります。公式の座席案内では、各エリアから舞台がどう見えるかを写真で確認できます。kirbycenter.org
音楽やミュージカルを楽しむ文化拠点
これまでにジョニー・キャッシュ、アレサ・フランクリン、トニー・ベネットなどが出演し、ミュージカル『キャッツ』も上演されました。学校の子どもたちを対象とした観劇事業も行う非営利の施設です。kirbycenter.org
先ほどの記事に登場した「マニア:ザ・ABBA・トリビュート」は、この歴史的な劇場で開催される公演です。ABBAの楽曲とともに、昔の映画館の優雅な雰囲気も楽しめる会場といえるでしょう。





