【スペイン】スペインの公共放送RTVEの管弦楽団と合唱団によるコンサート『オールウェイズABBA』が、マドリードで開かれた第42回夏の文化祭「ベラーノス・デ・ラ・ビジャ」の締めくくりを飾った。8月29日、エンリケ・ティエルノ・ガルバン公園で開催された野外公演には、100人を超える音楽家と4人のソロ歌手が出演。ETCの照明器具「Halcyon Titanium HF」と照明制御システム「Hog」を組み込んだ大規模な照明設備が使われた。会場には8,000人を超える観客が訪れ、公演は後日、RTVEでテレビ放送された。
*『オールウェイズABBA』は、マドリードを代表する夏の文化祭の一つ「ベラーノス・デ・ラ・ビジャ」の締めくくりを飾った。
照明の技術制作はAVLテクニカル・プロジェクツが担当し、アルフォンソ・トレアルバとルイス・ドレイクが照明デザインと機材の設置を手がけた。照明のオペレーションを担当したのは、スペイン照明デザイナー協会(AAIV)に所属するオスカル・ガジャルドとエセキエル・ノビリ。ETCの販売代理店であるビデオ・シネ・インポート(VCI)が、Halcyon Titanium HFやHogなどの機材を供給した。
テレビ放送も予定されていたため、照明チームは、公園に集まった観客の目にも、テレビカメラを通しても、舞台が同じように美しく見えるようにする必要があった。そこで、演奏者や歌手を照らす主照明(キーライト)にHalcyon Titanium HFを採用。テレビ収録に求められる正確な色再現と、光の広がりを細かく調整できる性能を確保した。
「今回の公演では、ライブとテレビ放送の両方の要求に応えられる照明システムが必要でした」とノビリは語る。「Halcyon Titanium HFは、演奏者や歌手を照らすのに必要な光の色の質と制御性能を備えていました。Hogは使い慣れたシステムで、公演中も柔軟に照明を操作できました」。
Halcyon Titanium HFに搭載された高忠実度LED光源は、演色評価数(CRI)93超を実現する。演色評価数は、照らされた物の色がどれだけ自然に見えるかを示す指標だ。照射角を6度から60度まで変えられるズーム機能により、光の質を保ちながら、広い野外ステージのどこまで照らすかを調整できた。
照明制御にはETCのHogシステムを採用し、「Stage Hog」と「Tour Hog」の2種類の照明卓を使って、照明演出のプログラムを組み、本番で実行した。ガジャルドとノビリは、使い慣れた操作環境で、照明を切り替える合図(キュー)やそのタイミング、大規模な野外公演に必要な複雑な照明パターンを管理した。高度なプログラム機能と直感的な操作性を兼ね備えた照明卓により、公演を通じて一貫した照明演出を保つことができた。
『オールウェイズABBA』は、マドリードを代表する夏の文化プログラムの一つ「ベラーノス・デ・ラ・ビジャ」の最終公演として、マドリード・デスティーノが主催した。
https://www.lsionline.com/news/etc-lights-always-abba-for-stage-and-screen/



