「サンク・ABBA・フォー・ザ・ミュージック」がブラックウッド・マイナーズへ
*「サンク・ABBA・フォー・ザ・ミュージック」がブラックウッド・マイナーズ・インスティテュートにやって来る。(画像:ウェブ)
ABBAのトリビュートショーが、ブラックウッド・マイナーズ・インスティテュート(※)で上演される。
「サンク・ABBA・フォー・ザ・ミュージック」は、10月24日土曜日の午後19時30分から開演する。
約2時間にわたるこの公演では、「ダンシング・クイーン」「マンマ・ミーア」「恋のウォータールー」など、ABBAの名曲の数々が披露され、観客を楽しませる一夜になることが約束されている。
才能豊かな歌手たちによる躍動感あふれる出演陣、見事な振付、観客も参加できるインタラクティブな映像演出が、このステージを盛り上げる。
世界中のABBAファンに向けた、エネルギー全開の豪華なショーになることが期待されているため、早めの予約がお勧めされている。
通常料金は24ポンドで、割引対象者は22ポンドで購入できる。
※ブラックウッド・マイナーズ・インスティテュートとは?
ブラックウッド・マイナーズ・インスティテュート(Blackwood Miners’ Institute)は、イギリス・ウェールズ南東部の町ブラックウッドにある、歴史的な劇場・総合芸術施設です。
名称を直訳すると「ブラックウッド鉱山労働者会館」。現在は、演劇、音楽、ダンス、コメディー、オペラ、家族向け公演などを開催する、南ウェールズを代表する地域劇場の一つです。公式サイト
炭鉱労働者が築いた会館
建設は1925年に始まり、1927年に開館しました。建設費として鉱山労働者福祉基金から7,000ポンドが提供され、さらに地元の炭鉱労働者たちが、自分たちの賃金から計850ポンドを出し合いました。
当初はビリヤードなどを楽しむ福祉施設でしたが、その後拡張され、次のような設備が設けられました。
- 劇場・講堂
- ダンスホール
- 図書室・閲覧室
- ビリヤード室
- 地域団体の練習室
- 集会室
炭鉱労働者とその家族が、学び、交流し、娯楽を楽しむための「地域の文化会館」だったのです。
現在は本格的な劇場
建物は1992年に芸術センターとして再開され、現在はケアフィリ・カウンティ・バラ・カウンシルが運営しています。
メインの劇場には最大419席があり、立ち見形式では470人まで収容できます。客席の配置を変えられるため、通常の舞台公演から、観客と出演者の距離が近いライブまで対応できます。
また、最大200人収容の「スタジオ・バー」もあり、音響、照明、音楽設備、デジタル映像投影設備を備えています。会場設備の公式案内
今回のABBAトリビュート公演「サンク・ABBA・フォー・ザ・ミュージック」では、歌やダンスに加えて映像投影も使用されるため、この会場の設備を生かした華やかなステージになると考えられます。
歴史的建造物としての価値
左右対称の石造りの正面、古典様式の柱や装飾、中央のバルコニーなどが特徴です。ウェールズ政府の歴史環境機関カドゥは、建物を重要度の高いグレードII*指定建造物に登録しています。
カドゥは、産業時代の南ウェールズを象徴する労働者会館が非常に良好な状態で保存され、建築面だけでなく社会史的にも特に重要だと評価しています。カドゥの建造物記録
つまり、ブラックウッド・マイナーズ・インスティテュートは、単なるコンサート会場ではなく、炭鉱労働者たちが自ら築いた文化と連帯の歴史を、現代へ伝える劇場なのです。
https://www.southwalesargus.co.uk/news/26466617.thank-abba-music-heading-blackwood-miners/



