『CHESS』スヴェトラーナ役のハンナ・クルーズ、初のトニー賞ノミネート 故郷コネチカット州も祝福
ブロードウェイで上演中のミュージカル『CHESS』でスヴェトラーナ役を演じる Hannah Cruz が、2026年トニー賞のミュージカル助演女優賞(Best Featured Actress in a Musical)に初めてノミネートされました。故郷であるコネチカット州ニュータウンでは、この快挙を祝福する声が広がっています。
『CHESS』閉幕直前での快挙
『CHESS』は、ABBAの ベニー・アンダーソン と ビヨルン・ウルヴァース、そして ティム・ライス が手掛けた名作ミュージカルです。
今回のブロードウェイ・リバイバル版は、冷戦下の米ソのチェス対決を描いた作品で、リア・ミシェル や ニコラス・クリストファー が出演。作品はトニー賞で5部門にノミネートされ、ハンナ・クルーズ もその一人として高く評価されました。
しかし、作品は当初予定されていた9月までの上演を待たず、2026年6月21日に閉幕することが発表されており、今回のノミネートは閉幕直前の大きな話題となっています。
コネチカット州ニュータウン出身
ハンナ・クルーズはコネチカット州ニュータウン出身で、2010年にニュータウン高校を卒業しました。
幼い頃から歌うことが好きで、その後演技にも興味を持つようになりました。高校時代にはミュージカル『Gypsy』で披露した「Rose’s Turn」が注目を集めています。
『ハミルトン』からブロードウェイへ
クルーズは全国ツアー版『Hamilton』でエライザ・ハミルトン役を務め、その公演で後に夫となる俳優の Edred Utomi と出会いました。2024年には『Suffs』でブロードウェイ・デビューを果たし、その後『CHESS』で大きな飛躍を遂げました。
スヴェトラーナ役で高い評価
『CHESS』でクルーズが演じるスヴェトラーナは、アナトリーの妻でありながら複雑な感情を抱える重要人物です。
劇中で披露するソロナンバー 「ヒー・イズ・ア・マン、ヒー・イズ・ア・チャイルド」 や、フローレンスとのデュエット 「アイ・ノウ・ヒム・ソウ・ウェル」 は特に高く評価されており、多くの批評家から称賛を受けています。
クルーズ自身もインタビューで、
「彼女はとても複雑な人物です」
と語り、毎晩少しずつ異なるアプローチで役に向き合っていることを明かしています。
映画やテレビでも活躍
舞台だけでなく、クルーズは2025年公開の映画『The Housemaid』にも出演。さらに、Richard Linklater 監督による長期撮影プロジェクト『Merrily We Roll Along』にも参加しており、今後の活躍が期待されています。
今回のトニー賞ノミネートは、ABBAファンにとっても特別な意味を持ちます。『CHESS』というベニー・アンダーソンとビヨルン・ウルヴァースの代表作の一つで、スヴェトラーナ役を演じるハンナ・クルーズが初のトニー賞候補となったことで、作品への注目が改めて高まっています。
*記事編集済み
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