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劇団四季 マンマ・ミーア! WATERLOO RADIO

『マンマ・ミーア!』への長い道のり

元ヤラ・レンジズ在住のルーク・スティーブンスは、愛され続けるミュージカルの名作の再演で再びメルボルンの舞台に立つこととなり、その胸には故郷“バレー”への想いを携えている。

*元ヤラ・レンジズ在住の ルーク・スティーブンス は、ミュージカル『マンマ・ミーア!』の再演により、再びメルボルンの舞台に戻ってきた。
(ガブリエラ・ヴークマン;533372)

ヤラ・レンジズで育ったこの俳優は、25年前にメルボルンで初演された際のオリジナル・プロダクションに出演しており、今回再び 『マンマ・ミーア!』 に帰ってくることとなった。

メルボルンの新たな独立系カンパニー AG Theatre によって上演される『マンマ・ミーア!』は、2月7日より The National Theatre にて開幕する。

太陽が降り注ぐギリシャの島を舞台に、物語は20歳のソフィが、母ドナの過去の恋人3人をひそかに自分の結婚式へ招待し、ついに自分の父親の正体を突き止めようとする姿を描く。
混乱、告白、そして数々のABBAの楽曲が、当然のごとく続いていく。

ABBAとの出会い

今回の“原点回帰”とも言える出演に胸を躍らせるスティーブンスだが、実は当初からこの作品やABBAの音楽に夢中だったわけではなかったという。

「『マンマ・ミーア!』を始める前は、ABBAが好きではなかったんです」と彼は打ち明ける。
「でも曲を覚え始めたら、『なんてすごいんだ。この人たちは天才だ』と思って。それ以来ずっと彼らの音楽が大好きになりました」。

彼はまた、作品そのものの脚本の巧みさにも感銘を受けたと語る。

「物語そのものが本当に素晴らしくて、とても巧妙なんです。少しおどけたユーモアもありますが、心に強く響く楽曲もあります」。

予期せぬ初出演

彼の最初の出演は、偶然の産物だった。

「当時『Shout the Musical』に出演していたんですが、終わる前に『マンマ・ミーア!』のキャストの一人が怪我をして、代役として声がかかったんです」。

その後、彼は2年間この作品に出演し、深く愛するようになった。

「本当に素晴らしい時間でした。ジュークボックス・ミュージカルの中では最高だと思っています」。

ビル・オースティン役としての再挑戦

今回スティーブンスが演じるのは、ソフィの父親候補の一人、ビル・オースティン。

この役には懐かしさと同時に新たな視点もあるという。

「彼はちょっと“ダグ”(ちょっと間の抜けた人)なんです。そこは自分と重なるところがありますね」。

ビルとソフィの関係性こそが役の核心だと語る。

「自分の娘かもしれない人の前に立っているかもしれないという事実に、彼は完全に心を動かされるんです。ビルとソフィは本当に本音で向き合う。その瞬間はとても大切です」。

ヤラ・バレーでの原点

スティーブンスはヤラ・バレーで育ち、Mount Lilydale Mercy College に通った。この学校が彼の勤勉さと創造性を育んだと語る。

「名門私立校というわけではありませんでした。みんな労働者階級出身で、とても素朴な場所でした」。

当時、学校でのミュージカル活動はまだ新しい取り組みだったが、彼はそこで音楽劇の魅力に目覚めた。

「初めてミュージカルに触れて夢中になりました。何年経っても、こうして続けています」。
「ミュージカルは僕に生きる力を与えてくれます。人は劇場にある気持ちで入ってきて、まったく違う気持ちで出ていく。その力があるんです」。
「演劇の美しいところは、人をより良い方向へ変えられることだと思います」。

多彩なキャリアと家族

彼のキャリアは児童向け舞台、ミュージカル、ストレートプレイ、さらにはテレビ出演へと広がった。出演作には
『City Homicide』『Home & Away』『Underbelly Files: Chopper』『My Brother Jack』『The Heckler』『Monday Dump with Roy & HG』などがある。

現在は教職と子育ても両立している。

「子どもたちは僕が舞台に立っていることは知っていますが、まだ実際に観たことはないんです」。
「今回の楽しい作品は、彼らに僕の仕事を見せる良い機会ですね」。

ドキュメンタリー『The Endless Bend』

舞台の外では、彼はまったく異なるプロジェクトにも取り組んでいる。それはヤラ・バレーと深く結びついたものだ。

彼は『The Endless Bend』というドキュメンタリーを制作中である。
これは1993年、ウルルへの修学旅行中にバス事故が起き、友人が亡くなるという悲劇を描いたものだ。

「事故で友人の一人を失いました。30周年を機に何か作れないかと学校から依頼がありました」。

このプロジェクトは次第に大きなものへと発展した。

「同級生や救助隊員にインタビューを始めたら、これは大きな物語だと気づきました」。

映画はトラウマ、生存、そしてコミュニティの力をテーマにしている。

「砂漠の真ん中で助けもなく、スプーンやフォークで互いを掘り出していたんです。事故が知られているのかも分からなかった」。
「この物語は、トラウマと向き合う人々にとって大切なものになると思います」。

救援に駆けつけた町 Coober Pedy や、ヤラ・レンジズの地域社会の支えも強調する。

「みんなが力を合わせてくれました。それがコミュニティの素晴らしさです」。

原点を忘れずに

スティーブンスは故郷が自分を謙虚に保ってくれていると語る。

「自分のルーツは決して忘れません。バレーで育った時間は本当に素晴らしかった」。
「バレーで育つと地に足がつきます。本物であること、誠実であることを人々は大切にします」。
「素晴らしい先生方にも恵まれました。もし彼らがいなければ、俳優の道には進まなかったでしょう」。

ABBAの音楽が流れ、ライクラ衣装が間近にあり、そして人生とともに成長し続ける物語を携えながら、スティーブンスの『マンマ・ミーア!』への帰還は、経験に形作られた人生の静かな象徴となっている。そこには彼の育ち、磨き上げた技、そしてすべての始まりであるヤラ・バレーの確かな息吹が込められている。

※メルボルンの The National Theatre(ナショナル・シアター)とは、
オーストラリア・ビクトリア州メルボルンのセント・キルダ地区にある、歴史ある舞台芸術施設です。

正式には
The National Theatre
と呼ばれ、演劇・ミュージカル・バレエ・オペラなど、多彩な舞台芸術の拠点として知られています。

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基本情報

  • 名称:The National Theatre
  • 所在地:St Kilda, Melbourne, Victoria, Australia
  • 開館:1921年(劇場としての長い歴史を持つ)
  • 性格:非営利・文化志向の舞台芸術施設

どんな劇場?

The National Theatre は、

  • プロの演劇・ミュージカル公演
  • バレエ、ダンス、オペラ
  • 演劇・ダンス教育プログラム

を担う、メルボルン有数の総合舞台芸術センターです。

今回の記事では、
『マンマ・ミーア!』
が上演される会場として登場しています。

劇場の特徴

● 歴史と格式

20世紀初頭から続く劇場で、
メルボルンの舞台芸術史を語るうえで欠かせない存在です。

● 多目的な劇場空間

  • ミュージカルに対応できる広い舞台
  • 生演奏・オーケストラ対応の音響
  • 観客席と舞台の距離が比較的近い構造

を備えています。

● 教育機関としての役割

The National Theatre は、
俳優・ダンサー・パフォーマーを育成する教育機関としての側面も持ち、
多くのオーストラリア人アーティストがここで学び、巣立っていきました。

日本で例えると

日本で言えば、

  • 歴史ある私立の劇場+養成所
  • 東京・大阪にある老舗の舞台芸術拠点

に近い存在で、
👉 「上演と教育を同時に担う文化施設」
と考えると分かりやすいでしょう。

『マンマ・ミーア!』との関係

The National Theatre は、

  • ジュークボックス・ミュージカル
  • 大人数キャスト
  • ダンスと歌を重視する作品

に適した設備と実績を持ち、
メルボルンにおける『マンマ・ミーア!』再演の舞台として、象徴的な会場
といえます。

https://ferntreegully.mailcommunity.com.au/news/2026-02-10/the-long-way-back-to-mamma-mia/


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