ブルガリアに初のユーロビジョン優勝をもたらした「バンガランガ」の美女、そのすべて!
*ウィーンのバックステージにある「ユーロビジョン・ポートレート・スタジオ」で撮影されたDARA。
5月16日土曜日に開催された第70回ユーロビジョン・ソング・コンテストで、ブルガリアは歴史的快挙を成し遂げた。
その栄光をもたらしたのは、DARAが歌う「バンガランガ」。しかも、その得点は驚異の516ポイントだった。
ブルガリアの「バンガランガ」は、審査員投票で204ポイントを獲得して圧勝。
さらに視聴者投票では312ポイントを獲得した。
結果として、この曲は審査員票と視聴者票の両方で1位となった。これは2017年キーウ大会以来、およそ10年ぶりに、審査員と一般視聴者が同じ優勝曲を選んだケースとなった。
さらに「バンガランガ」は、2位楽曲に173ポイント差をつけて優勝。
これは、2009年モスクワ大会でアレクサンダー・ルィバクの「フェアリーテール」が記録した169ポイント差を超え、ユーロビジョン史上最大の得点差となった。
そんな偉業を成し遂げた“DARAディーヴァ”についてもっと知りたい?
それでは続きをどうぞ!
ウィーンへの航海
「バンガランガ」の物語は、ブルガリアの国内選考「ナツィオナルナタ・セレクツィヤ」が始まった時からスタートした。
ブルガリア国営放送BNTは、ユーロビジョン復帰を単なる“一夜限りのイベント”にはしたくなかった。
そこで、1月と2月にわたって3夜構成で行なわれる国内選考を企画したのだ。
1回目のショーは1月24日土曜日に開催され、15組のアーティストがオリジナル曲(ウィーン2026代表曲ではない)を披露。
審査員票と一般投票の合計によって、トップ8が選ばれた。
続く1月31日土曜日の第2回ショーでも同様の形式が採用され、8組のファイナリストがパフォーマンスを披露。
しかし今回は、勝者はただ一人。
ブルガリアのユーロビジョン復帰代表に選ばれたのはDARAだった。
そして2月28日土曜日、ブルガリアのウィーン2026国内選考は最終章を迎えた。
国にはすでに歌手がいた。今度は“曲”を決める番だった。
DARAは3曲を披露した。
- 「ディス・イズ・ミー」
- 「カース」
- 「バンガランガ」
再び審査員票と一般投票が加算され、最終的に現在あなたが知っている「バンガランガ」が勝利した。
しかも、本大会と同じく、一般投票と審査員投票の両方で最高得点を獲得したのだ。
「バンガランガ」は、DARA、アンネ・ユディット・ウィク、クリスティアン・タルチェア、ディミトリス・コントプロスによって制作された。
*上記画像をクリックすると動画に移行します。
ユーロビジョン・スターになる前
DARAは、ブルガリアで最も有名なポップアーティストの一人であり、現代バルカン音楽シーンでも大きな存在感を放っている。
独特の歌声、圧倒的なステージ存在感、そしてジャンルを自由自在に融合するスタイルによって、現代ブルガリア・ポップのイメージを築き上げてきた。
ブルガリア公式エアプレイチャートで複数の1位を獲得したほか、ヨーロッパ各地の「New Music Friday」プレイリストにも選出。
これまで彼女の楽曲や動画は、累計8000万回以上再生されている。
アメリカ、カナダ、韓国、ノルウェー、スウェーデン、イギリス、ルーマニアのソングライターやプロデューサーたちとのコラボレーションによって、彼女の世界的影響力は急速に拡大している。
DARAはこれまでに、
- クリス・ヤング(ロッド・スチュワート、カイリー・ミノーグと仕事)
- ジャングルボーイ(ゼイン、リアーナ)
- ヨアド・ネヴォ
- モノワール
などの著名クリエイターと共作してきた。
DARAはバルカン・ポップの限界を押し広げ続けており、
- 「サンダー」
- 「コール・ミー」
- 「ミスター・ローバー」
といった大ヒット曲で特に知られている。
これらの楽曲は何週間にもわたりチャートを席巻した。
DARAはまた、2021年と2022年に『ザ・ヴォイス・オブ・ブルガリア』で新世代アーティストたちのメンターも務めた。
彼女にとって最もパーソナルな作品となったアルバム『ADHDARA』は2025年にリリースされた。
この作品は、国内スターから、独自の国際的アイデンティティと世界的存在感を持つアーティストへの転換点となった。
生粋のユーロビジョン・クイーン
DARAは、もともと大のユーロビジョンファンだった。
彼女は、2004年ジュニア・ユーロビジョン優勝曲、マリア・イサベルの「アンテス・ムエルタ・ケ・センシージャ」を、自分がポップスターを目指す大きなきっかけだったと語っている。
また、彼女の最初期のユーロビジョンの記憶の一つは、ブルガリアが初めて決勝進出した2007年に関係している。
「エリツァ・トドロヴァです!
彼女は2007年にストヤン・ヤンクロフと共に『ウォーター』でブルガリア代表として出場し、素晴らしい5位を獲得しました。これは当時のブルガリア最高成績の一つでした。
彼女のお母さん、パヴリンカ・トドロヴァは、その頃の私のボーカルの先生だったんです。
彼女はエリツァの音楽で私たち全員をとても刺激してくれて、私たちは合唱でその曲を歌ったり、コンサートで披露したりしていました。
だから、ユーロビジョンは小さい頃から私たちにとってとても身近でワクワクする存在だったんです」。
現在でもDARAは、子どもの頃と同じくらいポップミュージックを愛している。
2025年に最も聴いたアーティストはJUNGLEとピンクパンサレス。
現在のお気に入り曲はZEPの「DON’T BREAK」。
カラオケの定番曲はブラック・アイド・ピーズの「Pump It」。
そして、彼女を必ずダンスフロアへ向かわせる“バンガーランガ”な曲は、ビヨンセ feat. ジェイ・Zの「Crazy in Love」だ。
そしてダンスはDARAにとって特別な存在だ――ウィーンでの優勝パフォーマンスを見た人なら誰でも納得するだろう!
もし自分を絵文字一つで表すなら?という質問に、彼女は💃を選んだ。
「人生をダンスのステップで進みたいからです。
軽やかで前向きに動き続けていれば、すべてはもっとスムーズに流れていきます」。
DARAは歌やパフォーマンスだけでなく、音楽愛を別の形でも活かしている――なんとDJでもあるのだ!
彼女はこう語る。
「音楽制作のコースも受講しました。音楽以外では、絵を描いたり陶芸をしたりするのも好きです」。
なんてクリエイティブなクイーン!
そして、“バンガランガ”な一日を終えてリラックスする時、DARAには欠かせない習慣がある。
「瞑想、ヨガ、スパ、ワークアウトが私をリラックスさせてくれます。
それから寝る前には、小さな儀式があるんです。特別な紫色のライトを使った熱いシャワーと、ラベンダーのエッセンシャルオイルで眠る準備をします」。
そしてグランドファイナルでは、DARAを応援するために親しい友人も会場に駆けつけていた。
その人物とは、ユーロビジョン70周年記念インターバルアクト「Celebration! Eurovision at 70」に出演したクリスチャン・コストフだ。
2人は親友同士であり、DARAが彼の“ブルガリア最高順位記録”を更新した今でも、もちろんわだかまりはない
(クリスチャンは2017年キーウ大会で準優勝している)。
DARAはこう語る。
「私たちは『Xファクター』で出会い、それ以来ずっと親しい友人なんです。
いつもお互いを支え合ってきましたし、一緒にたくさんのことを経験してきました。
だから、彼のユーロビジョンでの旅は、私にとって本当に大きな刺激になったんです」。
https://www.eurovision.com/stories/who-is-dara-intro-to-vienna-2026-eurovision-winner/










