欧州放送連合(EBU)は、2026年のユーロビジョン・ソング・コンテストにおいて、一部の国の審査員団が規定の7人ではなく6人だった理由について説明しました。
今年から審査員数が従来の5人から7人へ増員されましたが、詳細な投票結果の公表後、いくつかの国では7人ではなく6人しか審査員がいなかったことが明らかになりました。
ESC Portugalが公表した情報によると、
- チェコ
- キプロス
- マルタ
では、第2準決勝および決勝戦の両方で審査員が6人でした。
また、
- ルクセンブルク
では準決勝では7人が投票したものの、決勝では6人分の審査員票のみが集計されました。
EBUの説明
欧州放送連合(EBU)は、この件について規則違反はなかったと説明しています。
また、審査員が失格になったケースもなかったと明言しました。
EBUは次のように述べています。
「今年から審査員は7人に増員されましたが、各放送局には補欠審査員を任命する義務はありませんでした。
例えばチェコでは、審査員の1人が直前になって参加できなくなり、その結果、チェコの審査員団は6人となりました。
審査員が参加できなくなった場合、その審査員を別の人物と交代させることはありません」。
EBUによると、これらの欠員は個人的な事情や直前の都合によるものであり、コンテスト規則に従って適切に処理されたとのことです。
2026年の審査員制度変更
2026年大会は、7人制審査員制度が初めて導入された大会となりました。
この変更の目的は以下の通りです。
1. 投票の透明性向上
投票プロセスをより透明にすること。
2. 個人の影響力を低減
一人の審査員が結果に与える影響を小さくすること。
3. 音楽業界の幅広い代表性
音楽業界のさまざまな分野からの代表を含めること。
4. 多様性の向上
各国審査員団の多様性を高めること。
一方で、最終結果の決定方法はこれまでと変わらず、
審査員票50%+視聴者投票50%
の方式が維持されました。
結果への影響はあったのか?
EBUは、6人構成となった審査員団についても完全に有効であり、その投票は問題なく集計されたと説明しています。
過去には投票の不正や異常が発見され、審査員票が無効化されたり、統計的に算出された代替得点へ置き換えられたりしたケースがありました。
しかし2026年大会で発生したケースについては、投票の正当性に関する懸念は一切なかったとしています。
そのため、
特定の国で審査員が1人欠けていたことは、大会結果に影響を与えていない
とEBUは強調しました。
2026年大会優勝者
2026年大会では、ブルガリア代表の Dara が、
「バンガランガ(Bangaranga)」
で優勝を果たしました。
EBUは、審査員数が6人だった国があったとしても、この優勝結果を含めた最終順位には影響がなかったと確認しています。
出典:Eurovoix
Eurovision 2026: EBU explains why some countries had only six Jury members



