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エディンバラ・フリンジ:ロッド、エルトン、エイミー、ABBAなどの名曲に捧ぐライブミュージック

スタジアムクラスの大物アーティストのライブチケットが高騰するなか、ファンがトリビュート(コピー)バンドに目を向けるのも無理はありません。最近では、この形式のフェスティバルが丸ごと開催されるほどです。

エディンバラ・フェスティバル・フリンジ(※)には豊富なラインナップが揃っており、そのほとんどがアットホームな距離感の会場で楽しめます。いよいよ1週間ほどで開幕を控え、チケットは現在発売中です。

パフォーマンスの質の高さから、毎年チケットが完売する定番の常連組も多く、街のいたるところで公演が行なわれます。ここでは、そんなトリビュートショーのガイドをご紹介します。

今回のフリンジでは、なんと3組のABBA、3人のエイミー・ワインハウス、2組のデヴィッド・ボウイ、2組のボブ・ディラン、2人のマドンナ、2人のエルトン・ジョン、2組のフリートウッド・マックに出会うことができます。さらに、「Frankenstein Pub」ではマディ・フレイザーがスティーヴィー・ニックスに扮して出演します(8月6日〜30日、17日と24日は休演)。

これらだけでなく、マイケル・ブブレからビリー・ジョエルまで、ありとあらゆるショーが楽しめます。「Le Monde」にあるバー「Dirty Martini」では、リチャード・シェルトンが『Sinatra: One Last Shot(シナトラ:最後の一撃)』と題した新しい演劇作品を引っ提げてフリンジに戻ってきます(8月7日〜30日)。

クライドバンク出身のジェームズ・フリューは、「St James Quarter」の近くにある「Jackson The Tailors」の地下会場にて、90分間のロッド・スチュワート・ショーに出演します。『Simply Rod(シンプリー・ロッド)』と題されたこのステージでは、8月10日〜28日の期間中、彼が仕草から歌声まで見事に再現し、『マギー・メイ』からモータウンの名曲までを網羅します。

「Night Owl Shows」は、「Nicolson Square」の近くにある会場「theSpace」にて、15組のトリビュートアクトによる拡大プログラムを展開します。毎年完売するショーもある中、アンガス・マンローとダン・クリューズによる『Simon & Garfunkel …and Beyond(サイモン&ガーファンクル…そしてその先へ)』のように、今年「theSpace Triplex」でデビューを飾るショーもあります(8月7日〜29日)。また、8月23・24日には「Royal Scots Club」でケヴ・トンプソンとロス・ハンターがスコットランドの伝説的フォークデュオ、ザ・コリーズを再現する『No’ The Corries』を上演。18日と26日には「Scottish Arts Club」で、ジャズサックスの巨匠ソニー・ロリンズの音楽を称えるイベントが開催されます。

※エディンバラ・フェスティバル・フリンジ(Edinburgh Festival Fringe)は、毎年8月にイギリス・スコットランドの首都エディンバラで開催される、世界最大規模の芸術祭です。「フリンジ(Fringe)」とは「周辺・端」という意味で、正式な芸術祭の“周辺”で始まったことが名前の由来です。

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歴史

1947年、第2次世界大戦後の文化復興を目的に「エディンバラ国際フェスティバル」が始まりました。

その際、正式に招待されなかった8つの劇団が自主的にエディンバラで公演を行ったことが「フリンジ」の始まりです。

現在では世界中からアーティストが集まり、公式な審査や選考がほとんどなく、「会場さえ確保できれば誰でも参加できる」オープンな芸術祭として知られています。

開催時期

  • 毎年8月(約3週間)
  • 会場はエディンバラ市内全域
  • 劇場だけでなく、教会、学校、パブ、公園、路上など数百の会場で公演が行なわれます。

上演される内容

ジャンルは非常に幅広く、

  • 演劇
  • ミュージカル
  • コメディ
  • ダンス
  • オペラ
  • 音楽ライブ
  • マジック
  • サーカス
  • 大道芸
  • 子ども向け公演
  • 一人芝居
  • 即興劇

など、あらゆる舞台芸術が楽しめます。

規模

世界最大級の芸術祭として知られ、

  • 約3,000~4,000以上の作品
  • 数万回に及ぶ公演
  • 数千人の出演者
  • 世界100か国以上から参加者が集まる

など、圧倒的な規模を誇ります。

見どころ

  • ロイヤル・マイルでは大道芸人やミュージシャンが一日中パフォーマンスを披露します。
  • 新人芸人や俳優の登竜門としても有名で、多くのスターがここから世界へ羽ばたきました。
  • 街全体が劇場のような雰囲気となり、至る所で無料・有料の公演が行なわれます。

世界への影響

エディンバラ・フェスティバル・フリンジは、世界各地の「フリンジ・フェスティバル」のモデルとなりました。

例えば、

  • カナダのトロント・フリンジ
  • オーストラリアのアデレード・フリンジ
  • アメリカのニューヨーク・フリンジ(過去開催)

など、多くの芸術祭がその理念を受け継いでいます。

豆知識

  • 「フリンジ」は「周辺」を意味しますが、現在では本家の国際フェスティバルをしのぐ規模に成長しています。
  • 演劇ファンだけでなく、映画・テレビ・コメディ界のプロデューサーや評論家も多く訪れ、新たな才能を発掘する場としても有名です。
  • イギリスでは「一度は行ってみたい夏のイベント」の一つとして広く知られています。

https://www.fifetoday.co.uk/whats-on/arts-and-entertainment/edinburgh-fringe-live-music-paying-homage-to-rod-elton-amy-abba-and-many-more-8823728


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