1980年、音楽は大きな変化を迎える直前にありました。MTVが音楽界を席巻し、ニューウェーブが台頭する前、私たちはまだディスコやロック、ソウルの名曲に夢中になっていました。この年の楽曲の中から、当時、特に10代だった人なら、きっと知っていたはずの曲をご紹介します。
「コール・ミー」/ブロンディ
1980年に発表された「コール・ミー」は、ブロンディを代表する楽曲の一つとなりました。聴いてもそうとは思わないかもしれませんが、実は娼婦を題材に書かれた曲です。
「ディスコの父」と呼ばれるイタリア人作曲家、ジョルジオ・モロダーは、フリートウッド・マックのフロントウーマン、スティーヴィー・ニックスを想定してこの曲を作りました。しかし、彼女は契約上の事情で参加できなかったため、デビー・ハリーに話が回り、彼女が歌詞を書きました。
「スーパー・トゥルーパー」/ABBA
そもそも「スーパー・トゥルーパー」とは、何なのでしょうか。一見、宇宙に関係する不思議な何かのようにも聞こえますが、実際には、とても明るいスポットライトのことです。
この曲は、そのスポットライトの下に立つ気持ちを表現したもので、当時のABBAのメンバーたちにとって、まさに共感できる内容だったことでしょう。この曲が書かれた頃、グループはかなり頻繁にツアーを行なっていましたが、それは彼らが特に好んでいた活動ではありませんでした。
『ガーディアン』によると、ABBAのメンバー、アグネタ・フォルツコグは、自身の伝記作家に次のように語っています。
「熱狂して我を忘れた観客と向き合う経験をした人なら、誰でも背筋がぞくっとするのを感じずにはいられません。歓喜と脅威は、紙一重なのです」。
「アップサイド・ダウン」/ダイアナ・ロス
『ストレンジャー・シングス』の最新シーズンで使われていたことから知った人も、ディスコの名曲として以前から親しんでいた人もいるでしょう。いずれにしても、ダイアナ・ロスの「アップサイド・ダウン」は珠玉の一曲です。
この曲が歌っているのは、誰かへの想いがあまりにも強く、自分も自分の世界も「ひっくり返されてしまう」ような気持ちです。
逆さまよ
あなたは私を裏返しにしてしまう
そして、ぐるぐると振り回すの
逆さまよ
あなたは私を裏返しにしてしまう
そして、ぐるぐると振り回すの
『デイリー・メール』によると、ロスは2026年初め、ラスベガスの観客に向かってこう語りました。
「あの曲が、また大ヒットしているのをご存じでしょう。あの映画、あのテレビ番組のおかげで。あれは何だったかしら、映画? 『ストレンジャー・シングス』?」。
写真:ABCフォト・アーカイブズ/ディズニー・ゼネラル・エンターテインメント・コンテンツ、ゲッティイメージズ経由



