ブライアン・メイは、実現の可能性があるクイーンの歴史を振り返るショーについて、ABBA Voyageのような公演とは「異なるもの」をファンに届けることになると語りました。
スウェーデンのポップ・カルテット、ABBAがロンドンで展開するホログラム・ショーは、上演開始からの4年間で、長年のキャリアを誇る多くのアーティストたちから羨望を集める存在となっています。
クイーンは数か月前、同様の大規模なショーの開発を進めていることを初めて明らかにしました。会場としては、ラスベガスの「スフィア」が候補に挙がっていました。
しかし、その後メイは、この構想に対する考えを変えたようでした。9月にアブソリュート・ラジオで、「AIを大々的に使わなければ実現できず、それに伴うさまざまな影響もある」ことから、この案に気が進まなくなったと語っていたのです。
それでも、今回の『ローリング・ストーン』の新たなインタビューでは、具体的な形がどうなるにせよ、クイーンの歩みを伝える何らかのショーについて、明言は避けながらも、全面的に否定する姿勢は見せませんでした。
スフィアでの構想について尋ねられると、メイは次のように認めました。
「その話が今どういう状況なのか、僕にも分からないんだ。本当にね。物事の変化があまりにも速いから」。
一方で、続けて、より前向きな言葉も口にしました。
「音楽を360度で包み込むような空間というアイデアには、今もとても心を惹かれている。特に、僕たちの歴史を何らかの形で振り返るものとしてね」。
同世代のアーティストの中には、ホログラムを用いた形式でABBAをまねていると指摘されかねない人たちもいますが、メイは、クイーンがそのまま後を追うことはないと強調しました。
「ABBAのようなものにはならないよ」と、メイは説明しました。
「みんな、『ああ、ABBAがやったことを君たちもやるんだね』と言う。でも、そうじゃない。それとは違うものになる。僕たちには違う歴史があり、歩んできた道も違うからね」。
新たな形のクイーンをステージに登場させる計画が、すぐに実現する状況ではなさそうですが、このロック界のレジェンドは、「自分たちに何ができるか、その基本的な構想は今も頭の中にある」と述べました。ただし、「ほかにもさまざまな理由」があり、プロジェクトは「あまり速いペースでは進んでいない」としています。
インタビューの別の箇所では、メイは、クイーンが今後ライブを行なうことについての自身の発言を、再び説明することになりました。先月、『タイムズ』が報じた引退に関する発言は、「誤って解釈された」と語ったのです。
メイは、自身の状況を次のように説明しました。
「僕としては、今は休暇中という感覚なんだ。その休みを楽しんでいるし、長年ツアーで各地を回っていた頃には時間がなくてできなかった、ずっとやりたいと思っていたことができている」。
具体的には、「子どもたちに会ったり、孫たちに会ったり、ずっとやりたいと思っていたさまざまな別のプロジェクトに取り組んだりしている。天体物理学にも、もっと時間を使える」と語りました。また、動物福祉のための活動も引き続き行なっています。
https://faroutmagazine.co.uk/brian-may-queen-retrospective-show-something-different-abba-voyage/



