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ABBA後半の拠点、懐かしき、ポーラー・スタジオ

昔々、遥か遠い地で、音楽の魔法が生み出されていました。その昔は1970年代、遥か遠い場所はスウェーデンであり、その音楽の魔法はストックホルムのポーラー・スタジオで創り出されました。

ポーラー・スタジオは、スウェーデンのストックホルムにあるレコーディング・スタジオで、1978年から2004年まで運営され、ABBAのメンバーであるビヨルンとベニー、そしてバンドのマネージャーであるスティッグ・アンダーソンによって設立されました。また、バンドのレコーディング・レーベルであるポーラー・ミュージックの本拠地としても機能していました。

ポーラー・スタジオは、ABBAの最後の3枚のアルバム『ヴーレ・ヴ―』『スーパー・トゥルーパー』『ザ・ヴィジターズ』、および非LPシングルの「ザ・デイ・ビフォア・ユー・ケイム」と「アンダー・アタック」のレコーディングに使用されました。ABBAが解散した後も、グループの全メンバーはスタジオを個々のソロプロジェクトのレコーディングに使用し続けました。

ABBAは、良質で広々としたライブサウンドが得られる現代的なスタジオを求めていました。彼らは自分たちのペースで作業ができる場所として、自らのスタジオを建設することを最善の解決策として選びました。

伝説的なABBAだけでなく、ポーラー・スタジオに足を踏み入れた他の伝説的なアーティストにはLed Zeppelin (レッド・ツェッペリン)、Genesis (ジェネシス)、Joan Armatrading (ジョーン・アーマトレイディング)、Big Country (ビッグ・カントリー)、Backstreet Boys (バックストリート・ボーイズ)、Björn Skifs (ビョルン・シキフス)、Rolling Stones (ローリング・ストーンズ)、Chic (シック)、Roxette (ロクセット)、Orup (オルプ)、Electric Light Orchestra (ELO) (エレクトリック・ライト・オーケストラ)、Lisa Nilsson (リサ・ニルソン)、Rammstein (ラムシュタイン)、Ted Gärdestad (テッド・ヤースタッド)、Chess (チェス)、Ramones (ラモーンズ)、Titioy (ティティオイ)、Pretenders (プリテンダーズ)、Frida (フリーダ)

Tomas Ledin (トーマス・レディーン)、Roxy Music (ロキシー・ミュージック)、Thåström (トーストローム)、Tina Turner (ティナ・ターナー)、GES (グランデ・エンターテイメント・システム)、Tony Banks (トニー・バンクス)、Eva Dahlgren (エヴァ・ダールグレン)、Rainbow (レインボー)、Brian Robertson (ブライアン・ロバートソン)、Mireille Mathieu (ミレイユ・マチュー)、Agnetha Fältskog (アグネタ)、Mike and the Mechanics (マイク・アンド・ザ・メカニクス)、Adam Ant (アダム・アント)、Candlemass (キャンドルマス)、Esa-Pekka Salonen (エサ・ペッカ・サロネン)、Magnus Uggla (マグナス・ウグラ)、The Cardigans (カーディガンズ)、Trust (トラスト)、Backyard Babies (バックヤード・ベイビーズ)、Uno Svenningsson (ウノ・スヴェンニングソン)、Alice Cooper (アリス・クーパー)、Gemini (ジェミニ)、Wu-Li (ウー・リー)、Marie Fredriksson (マリー・フレドリクソン)、Orsa Spelmän (オルサ・スペルマン)、Therion (テリオン)、Hurriganes (ハリゲーンズ)、Finn Kalvik (フィン・カルヴィク)、Ofra Haza (オフラ・ハザ)、Westlife (ウエストライフ)、Alannah Myles (アラナ・マイルズ)、Lee Kerslake (リー・カースレイク) – (Uriah Heepのメンバー)、Imperiet (インペリエット)、Bob Hope (ボブ・ホープ)、Hanna Marsh (ハンナ・マーシュ)、Europe (ヨーロッパ)、Louise Hoffsten (ルイーズ・ホフステン)、Celine Dion (セリーヌ・ディオン)、Dr. Alban (ドクター・アルバン)、Scorpions (スコーピオンズ)、Ratata (ラタータ)、Kent (ケント)、Bo Kaspers Orkester (ボ・カスペルス・オーケスター)、Kristina från Duvemåla (クリスティーナ・フロム・デューヴェマーラ)、Niklas Strömstedt (ニクラス・ストレムステッド)、Sahara Hotnights (サハラ・ホットナイツ)、Kaipa (カイパ)、Electric Banana Band (エレクトリック・バナナ・バンド)、Kim Larsen (キム・ラーセン)、Def Leppard (デフ・レパード)、Yngve Malmsten (イングヴェ・マルムスティーン)、Saxon (サクソン)、Ralph Ravencraft (ラルフ・レイヴンクラフト)、Electric Boys (エレクトリック・ボーイズ)、Kayo (カーヨ)、The Nomads (ザ・ノーマッズ)、Josefin Nilsson (ヨセフィン・ニルソン)、Ebbe Jularbo (エベ・ユラルボ)、Simon Rowe (サイモン・ロウ)、Lill-Babs (リル・バブス)、Pugh Rogefeldt (プー・ロゲフェルト)、West of Mars (ウェスト・オブ・マーズ)などが含まれます。

このスタジオの中心には、Harrison(ハリソン)製のミキシングコンソールがありました。テクニシャンのLeif Mases (レイフ・マセス (リーフ・マーセス))によって改造され、一部ではNeve(ネヴ)デスクに似た独自のサウンドが与えられました。ABBAの1981年のアルバム『ザ・ヴィジターズ』は、ポーラーでの転換点となりました。このアルバムはスタジオの新しい3Mデジタルレコーダーで録音され、当時としては初めてのデジタル主流のポップレコードとなりました。そして、この作業の中心にいたのはエンジニアのLennart Ostlund(レンナート・オステルンド)でした。

Lennart(レンナート)は元々はミュージシャンとして始まり、6歳の時に母親のギターを手にし、10歳で従兄弟とバンドを結成しました。そして13歳の時にビートルズの音楽を聴いて、彼の音楽的な世界が一変しました。新しいサウンドが若きギタリストの心に火をつけました。

しかし、スウェーデンの兵役のために4年間の中断を経験し、その期間中にLennart(レンナート)のエンジニアリングへの興味が芽生え、音楽の技術的側面を探求し始めました。彼は自分自身でフランジャーやコンプレッサーを作り上げ、エンジニアリングの才能を見出しました。

ポーラー・スタジオでの彼の地位は、彼のポップミュージック制作における遺産を確立することとなりました。

そして、スウェーデンのスーパースター、Ted Gardestad(テッド・ガルデスタッド)との仕事は永遠に残ることでしょう。エンジニアとしてベニー、とビヨルンと共に働き、彼らは若き歌手をABBAに次ぐレーベル最高の売り上げアーティストに育て上げました。

Ted(テッド)は悲劇的な早逝を遂げましたが、今年の夏、Lennart(レンナート)はカナダの伝説的な歌手Lisa Hartt(リサ・ハート)と再会します。彼らは70年代後半に両国のテレビ番組でGardestad(ガルデスタッド)との音楽的な交流を行ないました。Hartt(ハート)は、同じフェスティバルに出演する予定であり、Lennart(レンナート)の新しいバンド『West of Mars』(ウェスト・オブ・マーズ)の一部として、Tedの最も有名な曲「För Kärlekens Skull」(意味:「愛のために(あるがゆえに)」または「愛のゆえに」)を演奏し、彼女がコーラスで参加するでしょう。

Lennart Ostlund(レンナート・オステルンド)の最新の挑戦であるWest of Marsは、彼らの新しいアルバムのリリースとともにメインステージで特集されます。West of Mars(ウェスト・オブ・マーズ)は、Lennart Ostlund(レンナート・オステルンド)、Daniel John(ダニエル・ジョン)、 Jessica Grenholm(ジェシカ・グレンホルム)の3人の才能あるアーティストとミュージシャンから成るバンドです。彼らはパンデミック中に結成され、ロックミュージカルや「ワン・ミニット・ソング」ミュージカル・オペレッタを制作しました。新しいアルバムはファンタジージャンルのロック/ポップを特徴としており、近い将来、私たちはそのレビューを楽しみにしています。

既に伝説的なキャリアを持つLennart Ostlund(レンナート・オステルンド)が新たな挑戦に臨む姿を目撃することは素晴らしいことでしょう。

https://cashboxcanada.ca/features-cover-story/lennart-ostlund-goes-west-mars/6302


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