シンガポールのチャイナタウンにあるある仕立て店は、約半世紀にわたりスカンジナビアとのつながりを受け継いでいます。
*パーカシュ・ナラインダス・ブドゥラニ氏は、シンガポールのチャイナタウンにあるABBAをテーマにした仕立て店のオーナーです。
写真提供:CTRL+ Heritage by Bridging Generations(世代をつなぐ文化遺産プロジェクト)。
創業47年のテーラーショップ 「ABBA’s Department Store(アバ百貨店)」 は、スウェーデンの世界的人気ポップグループ ABBA にちなんで名付けられました。また、もともとはスカンジナビアの船員たちを呼び込むために設置された歓迎看板も、今なお掲げられています。
これはメディア 「タブラ(Tabla)」 が伝えたものです。
店舗の外には、青い看板が掲げられており、そこには次のように書かれています。
「Velkommen Til Singapore Og Til ABBA’s Dept. Store」
(シンガポールへようこそ。そしてABBA百貨店へようこそ)
店主の パーカシュ・ナラインダス・ブドゥラニ 氏は、メディアの取材に対し、この看板を設置した理由について次のように語りました。
当時、店舗はシンガポール港の近くにあり、北欧の船員たちが頻繁に行き来していたためだということです。
ブドゥラニ氏は、
「この看板なら、彼らの目を引けると思ったのです」
と話しました。
この店はオーダーメイドのスーツや伝統衣装を専門としており、その後チャイナタウンを代表する老舗店舗の一つとなりました。
最近では、シンガポールで長年営業を続ける地元企業を称える文化遺産保存プロジェクトの一環としても紹介されています。
現在では、来店客の大半は観光客となっていますが、開業から約50年が経った今もなお、この店にはスカンジナビアとの深い縁が色濃く残されています。



