本作の企画・プロデュースを手がけたジュディ・クレイマーは、次のように語っています。
*2026年9月15日から26日までシェフィールドのライシアム・シアターで上演される『マンマ・ミーア!』。ターニャ役のサラ・アーンショー、ドナ役のジェン・グリフィン、ロージー役のロージー・グロソップ。(写真:ブリンクホフ=メーゲンブルク)
「多くの方々に愛されてきたこのミュージカルは、ABBAの抗いがたい魅力を持つヒット曲に彩られた、母親と娘、そして父親かもしれない3人の男性をめぐる物語です。観客の皆さんを理想郷のようなギリシャの島へと誘い、今もあらゆる世代の方々を楽しませ続けています」。
人々を幸せな気分にしてくれるこの作品の全国ツアーは、2026年9月15日から9月26日まで、シェフィールドのライシアム・シアター(※)を訪れます。
ジェン・グリフィンが、物語の中心人物ドナ・シェリダン役で再び出演します。新たにキャストへ加わるのは、ドナの娘ソフィ役を演じるヘイゼル・ボールドウィン。また、父親候補であるサム、ビル、ハリーを、それぞれリチャード・テイラー・ウッズ、サイモン・ヴィクター、アルヴィッド・ラーセンが演じます。
ローレン・ウルフも新たに参加し、続投するサラ・アーンショーとともに、ドナのかつてのバンド仲間であるロージーとターニャを演じます。
上演開始から27年目を迎えた『マンマ・ミーア!』は、ロンドンのウェストエンドだけで1,100万人以上が鑑賞し、上演回数は1万回を超えています。
『マンマ・ミーア!』の国際ツアーは、過去20年間に42カ国を訪れました。
世界全体では、これまでに7,000万人を超える人々が、舞台版『マンマ・ミーア!』を生で鑑賞しています。
この高い評価を受けているミュージカルは、2000年にジェニー・ギャロウェイがオリヴィエ賞の助演女優賞を受賞。また、2005年にはツアリング・ブロードウェイ賞の最優秀ロングラン・ミュージカル賞を受賞しました。
『マンマ・ミーア!』の構想が生まれた背景には、ジュディ・クレイマーが1980年代初頭、ミュージカル界の巨匠ティム・ライスの制作事務所で働いていた経験があります。そこで彼女は、ライスと『チェス』を共同制作していたABBAのベニーとビヨルンに初めて出会いました。
ジュディがベニーとビヨルンに直接話を持ちかけられる立場にあったことは、作品の実現において極めて重要でした。
「長い間、二人にしつこくお願いし続けなければなりませんでした!」と、彼女は笑います。
先見性に富んだプロデューサーのジュディは、脚本家キャサリン・ジョンソン、演出家フィリダ・ロイドとともに、演劇史に残る大成功を収めました。
彼女たちは、女性を中心とした作品にふさわしい力強い物語を作り上げました。そこには、喜びに満ちたロマンスと、母と娘の激しくも深い愛情が描かれ、さらにギリシャ悲劇への遊び心あふれる目配せも盛り込まれています。
ジュディは次のように語っています。
「私は『マンマ・ミーア!』を、ジュークボックス・ミュージカルだとは考えていません。これはオリジナルの舞台ミュージカルです。ミュージカルそのものや、劇場へ足を運ぶ文化に非常に大きな影響を与えてきました」。
舞台版に続いて、メリル・ストリープ、ピアース・ブロスナン、コリン・ファース、ステラン・スカルスガルド、ジュリー・ウォルターズ、クリスティーン・バランスキーらが出演する、記録的な成功を収めた2本の映画も制作されました。
同じくジュディ・クレイマーがプロデュースした映画『マンマ・ミーア!』は、2008年の公開当時、史上最高の興行収入を記録したミュージカル映画となりました。
続編『マンマ・ミーア! ヒア・ウィー・ゴー』には、リリー・アレン、シェール、アンディ・ガルシアらが出演し、実写ミュージカル映画の続編として史上最大の成功を収めました。
舞台版ミュージカルの推奨年齢は5歳以上です。
ライシアム・シアターで上演される『マンマ・ミーア!』のチケット販売状況は、シェフィールド・シアターズ公式サイトで確認できます。
※原文には「リリー・アレン」とありますが、映画に出演したのは「リリー・ジェームズ」と思われます。
※「シェフィールドのライシアム・シアター(Lyceum Theatre)」は、イングランド北部・サウスヨークシャー州シェフィールドの中心部にある歴史的な劇場です。
1897年に開館したヴィクトリア朝様式の劇場で、ロンドン以外に現存する唯一の建築家W・G・R・スプレイグ設計の劇場とされています。1991年に約1,200万ポンドをかけた大規模修復を終え、華麗な姿を取り戻しました。
客席数は約1,068席。赤と金を基調とした豪華な客席が3層に分かれ、伝統的な額縁舞台を備えています。外観はクリーム色の壁、装飾的な柱やアーチ、ドームが特徴で、夜には美しくライトアップされます。
主に次のような公演が行われています。
- ウェストエンド作品の全国ツアー
- ミュージカルや演劇
- オペラ、バレエ、ダンス
- コメディーや家族向け公演
- 毎年恒例のクリスマス・パントマイム
100年以上の歴史を持ちながら、現在も英国を代表する巡回公演を受け入れるシェフィールド屈指の劇場です。シェフィールド・シアターズ公式サイト
所在地は「55 Norfolk Street, Sheffield, S1 1DA」。市中心部のチューダー・スクエアにあり、現代的なクルーシブル・シアターと向かい合っています。シェフィールド駅からは徒歩でアクセスできます。公式アクセス案内
今回の『マンマ・ミーア!』は、2026年9月15日から26日まで、このライシアム・シアターで上演されます。



