『マンマ・ミーア!』が、ウエストエンド公演の新キャストを発表した。
*サラ・ポイザーとリチャード・スタンディング。撮影:ブリンクホフ&メーゲンブルク
新カンパニーは、2026年10月12日(月)からノヴェロ・シアター(※)で公演を開始する。また、チケットの予約受付期間が2027年10月2日まで延長された。
サラ・ポイザーとリチャード・スタンディングは、それぞれドナ役とサム役を続投する。そのほか、ターニャ役にヴィヴィアン・カーター(『エニシング・ゴーズ』)、ロージー役にローラ・メドフォース、ハリー役にダニエル・クラウダー、ビル役にラケシュ・ブーリーが出演する。
ソフィ役はエリー・ギルバート=グレイ、スカイ役はカイル・コックス(『アンド・ジュリエット』)が務める。アリ役にはナトリー・イリッジ(『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』)、リサ役にはフォクシー・ヴァレンタインが、それぞれ出演する。
また、エディ役をエドワード・ターナー(『グリース』)、ペッパー役をチャーリー・ガートン(『マチルダ・ザ・ミュージカル』)が演じる。エマ・オデル(『シスター・アクト』)は、一部の公演でドナ役を務める。
新たにアンサンブルへ加わるのは、マーガレット・アッタ、ダン・バーストウ、ウィル・フォーゲイヴ、エリン=ソフィー・ハリデー、ニコール・イングラム、ハリー・ジャック、イモージェン・マローン、デイヴィッド・ネアン、アンディ・リース、ジュリー・レペラン、ベス・ショー、マット・トレヴォロー。
続投するカンパニー・メンバーのマシュー・バロウ、ローレンス・ガンタート、ローラ・ジェイン・ハーディー、ディーナ・カパディア、ベンジャミン・ケンプトン、トム・パーソンズ、エミリー・スクイブ、リア・ターナーと共演する。
このミュージカルは、2026年4月6日に上演開始から27周年を迎え、現在、ウエストエンド史上3番目のロングラン・ミュージカルとなっている。
『マンマ・ミーア!』は、1999年4月6日にプリンス・エドワード・シアターで開幕。2004年にプリンス・オブ・ウェールズ・シアターへ移り、2012年からは現在の本拠地であるノヴェロ・シアターで上演されている。
ロンドン公演の観客数はこれまでに1,100万人を超え、公演回数は約1万1,000回に達している。
本作の音楽と歌詞はベニー・アンダーソンとビヨルン・ウルヴァース、脚本はキャサリン・ジョンソンが担当。演出はフィリダ・ロイド、振付はアンソニー・ヴァン・ラースト、舞台美術はマーク・トンプソン、照明デザインはハワード・ハリソン、音響デザインはアンドリュー・ブルースとボビー・エイトケンが手がけている。
音楽監督、追加素材および編曲は、マーティン・コッホが担当している。
本公演は、リトルスターのジュディ・クレイマー、リチャード・イースト、ビヨルン・ウルヴァースが、ユニバーサル・ミュージック・グループとの提携により製作している。
※ノヴェロ・シアターとは?
ノヴェロ・シアター(Novello Theatre)は、イギリス・ロンドンのウエストエンドにある歴史的な劇場です。コヴェント・ガーデンやストランドに近いオールドウィッチに位置しています。
歴史
劇場建築家W・G・R・スプレイグの設計により、1905年5月22日にウォルドルフ・シアターとして開館しました。その後、ホイットニー・シアター、ストランド・シアターなどの名称を経て、開館100周年の2005年に「ノヴェロ・シアター」へ改称されました。劇場公式サイト
現在の名称は、イギリスを代表する作曲家・俳優・劇作家のアイヴァー・ノヴェロに由来します。ノヴェロは、1913年から1951年まで劇場上階の部屋で暮らしていました。
建物と客席
古典的な円柱や彫刻、アーチ形の窓を備えた優雅な外観が特徴です。歴史的・建築的価値が認められ、イギリスのグレードⅡ指定建造物となっています。
客席数は約1,100席で、館内は次の4層に分かれています。
- 1階席
- ドレス・サークル
- グランド・サークル
- バルコニー席
比較的コンパクトな劇場のため、歴史あるウエストエンド劇場らしい親密な雰囲気で舞台を楽しめます。
『マンマ・ミーア!』との関係
ロンドン版『マンマ・ミーア!』は、1999年にプリンス・エドワード・シアターで開幕し、その後プリンス・オブ・ウェールズ・シアターへ移りました。そして2012年9月からノヴェロ・シアターで上演されています。『マンマ・ミーア!』公式公演史
現在、劇場正面には大きな『マンマ・ミーア!』の看板が掲げられており、ノヴェロ・シアターはロンドンにおける同作品の“本拠地”として親しまれています。ABBAの楽曲、華やかな衣装、躍動的なダンスを、100年以上の歴史を持つ美しい劇場で楽しめるのが大きな魅力です。



