コペンハーゲン:
昨日上演された『CHESS・ザ・ミュージカル』の初日に、とても特別なゲストが訪れた。それはビヨルン・ウルヴァース。ABBAのレジェンドであり、ベニー・アンダーソン、ティム・ライスとともに『CHESS』を手がけた人物だ。
公演後、彼はキャストと挨拶を交わし、興奮を隠さなかった。このプロダクションに深い感銘を受けたのだ。
初日はスタンディングオベーションと大きな感動に包まれた夜となり――そして、物語はコペンハーゲンの Det Ny Teater(デット・ニュー・シアター)(※) で続いていく。
※Det Ny Teater(デット・ニュー・シアター)とは
Det Ny Teater(デット・ニュー・シアター) は、デンマーク・コペンハーゲンにある 歴史ある大劇場 です。名前の意味はデンマーク語で「新劇場」。
基本情報
- 所在地:コペンハーゲン、ヴェスターブロ地区(Vesterbro)。市の中心から近い場所にあります。
- 開場:1908年
- 設計:建築家ローリー・グルーヴ(Lorenz Gudme)。
- 収容人数:およそ 1,000席以上(メインホール)。
- 建築様式:アール・ヌーヴォーと古典様式を組み合わせた華やかな内装が特徴。
歴史と特徴
- オープン当初は「北欧で最も近代的な劇場」と呼ばれ、最新の舞台装置を備えていました。
- 20世紀初頭からオペラ、演劇、レビュー、コンサートなど幅広い公演を上演。
- 1990年代に大規模な改修を経て、音響・舞台設備を一新。現在は特に ミュージカル作品 の拠点として知られています。
主な公演
- 『レ・ミゼラブル』のデンマーク初演(1992年)
- 『ファントム・オブ・ジ・オペラ』(オペラ座の怪人)の北欧初演(2000年)
- 近年は『ライオン・キング』や『シカゴ』など国際的ミュージカルを多数上演。
- 2025年には『CHESS』の新演出版の会場となり、ビヨルン・ウルヴァースもプレミアに来場しました。