世界的大ヒットを記録したミュージカル『マンマ・ミーア!』が、2026年10月13日(火)から24日(土)までミルトン・キーンズ・シアター(※)に登場します。
チケットは9月26日(金)午前10時から販売開始。キャストは後日発表されます。
ウエストエンドから世界的現象へ
『マンマ・ミーア!』は、ジュディ・クレイマーの独創的なビジョンにより誕生しました。ABBAの時代を超えた名曲を舞台上にちりばめ、母と娘、そして“父親かもしれない3人の男性”をめぐる、太陽が降り注ぐギリシャの島で繰り広げられる心温まる物語を描いた作品です。
irresistibly funny なこのショーは世界中の観客を魅了しており、この忘れられないミュージカルを観るのにこれ以上のタイミングはありません。年齢に関係なく、誰もが『マンマ・ミーア!』で最高の時間を過ごすことができるでしょう。
記録に残る人気
現在27年目を迎える『マンマ・ミーア!』は、これまでに1,100万人以上を動員し、ロンドン・ウエストエンドで10,000回以上の上演を達成しています。
また、国際ツアーは過去20年間で42か国を巡り、3,900回以上の公演で770万人に鑑賞されました。
ブロードウェイでは史上9番目に長く続いたショーとなり、14年間の記録的ロングランを達成。その後、再びウィンターガーデン・シアターに戻ってきました。さらに中国では『マンマ・ミーア!』が中国語(北京語)で上演され、西洋ミュージカルとして初めて現地語で上演されるという歴史的快挙を成し遂げました。
世界中で7,000万人以上が『マンマ・ミーア!』を舞台で体験し、さらに2本の大ヒット映画も生まれています。
映画の成功
ジュディ・クレイマーが製作した映画『マンマ・ミーア!』は、2008年の公開と同時に史上最も興行収入を上げた実写ミュージカル映画となりました。
続編『マンマ・ミーア! ヒア・ウィー・ゴー』は2018年に公開され、史上最も成功した実写ミュージカル映画の続編となりました。
制作チーム
音楽と歌詞はベニー・アンダーソンとビヨルン・ウルヴァース。脚本はキャサリン・ジョンソン、演出はフィリダ・ロイド、振付はアンソニー・ヴァン・ラストが担当。
美術デザインはマーク・トンプソン、照明デザインはハワード・ハリソン、音響デザインはアンドリュー・ブルースとボビー・エイトケン。音楽監督・追加素材・編曲はマーティン・コッチが手掛けています。
プロデュース
『マンマ・ミーア!』UKツアーは、ジュディ・クレイマー、リチャード・イースト、ビヨルン・ウルヴァースがリトルスターの名のもと、ユニバーサル・ミュージック・グループおよびNGMと提携して制作します。
※ミルトン・キーンズ・シアター(Milton Keynes Theatre)は、イギリス・イングランド南東部の都市ミルトン・キーンズにある大型劇場です。
基本情報
- 開場:1999年10月
- 運営:Ambassador Theatre Group (ATG)
- 収容人数:約1,400席
- 設計:ブレント・バンハム(Blonski Architects)によるもので、開放的でモダンなデザインが特徴です。
特徴
- 舞台設備が充実しており、ウエストエンド級の公演が巡演で訪れる劇場として知られています。
- 可動式のプロセニアムやオーケストラピットを備え、演目に応じて柔軟に対応できる造りになっています。
- バリアフリー設計が徹底されており、車椅子利用者にも優しい施設です。
主な公演
- ウエストエンドや全国ツアーのミュージカル(『マンマ・ミーア!』『レ・ミゼラブル』『オペラ座の怪人』など)
- ダンス、オペラ、ストレートプレイ、バレエ、スタンドアップコメディなど幅広い演目が上演されます。
- 毎年恒例のパントマイム(クリスマス時期の家族向け演劇)も人気です。
場所とアクセス
- 所在地:イギリス・バッキンガムシャー州 ミルトン・キーンズ中心部
- 鉄道駅(Milton Keynes Central)から徒歩15分ほどでアクセス可能です。
👉 ロンドンから電車で1時間弱とアクセスが良いため、ロンドン観光と組み合わせて訪れる人も多い劇場です。



