ブルース・ディッキンソンが新作映画『Bjorn of the Dead（ビョルン・オブ・ザ・デッド）』に出演することが決定した。
この映画は、ABBAのトリビュートバンドが終末の始まりにナイトクラブに閉じ込められるという設定のホラー・コメディ。監督はエルザ・キーファート（Elza Kephart）、脚本はブルースの息子オースティン・ディッキンソン（Austin Dickinson）が担当している。原案はアンドリュー・プレンダガスト（Andrew Prendergast）で、彼はプロデューサーとしても名を連ねている。
＊アイアン・メイデンのブルース・ディッキンソン、2024年9月6日メルボルンにて（撮影：ジェイソン・ローズウォーン）。
物語の舞台は、トリビュートバンドたちの世界。ABBAのトリビュートバンド「アバトワール（Abbatoir）」のリードシンガー・ビョルンと、仲間のベニー、フリーダ、アグネタたちは、毎週末、場末の会場でABBAの名曲を演奏していた。
バンドは解散を考えていたが、最年長で依存心の強いベニーが「ナイニー・ダイミー（The Niney Dimey）」という会場で開催されるトリビュートバンドのバトル・オブ・ザ・バンズ（バンド対抗戦）の噂を耳にする。
その会場に到着した途端、事態は急転直下。外で起きた混乱により複数のバンドメンバーが負傷し、舞台裏に避難することになった。しかし、怪我を負った者たちが次々と血に飢えたアンデッド（ゾンビ）へと変貌し始め、状況はさらに悪化していく。
ブルース・ディッキンソンの他にも、ロックやヘヴィメタル界の著名人が多数カメオ出演する予定。
このプロジェクトの世界販売はRaven Bannerが担当しており、2024年中の撮影開始が予定されている。
プロデューサーのプレンダガストは次のように語っている。
「オースティンが描いた、音楽業界の裏側に潜む狂気と恐怖を描いた面白くてゾッとするこの作品を、こうして血みどろのゴア・フェストとして実現できることにワクワクしています」。
脚本を手掛けたオースティンも次のようにコメント。
「Raven Bannerと共に、このクレイジーな冒険に取り組めることを本当に光栄に思っています。アンドリュー、エルザ、そして僕は、皆さんがこの作品を目にするのが待ちきれません。スパンデックスを履いて、ウィッグを整え、斧を研いでおいてください。ビョルンがやって来ます！」。
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Bruce Dickinson To Appear in ABBA Horror Movie ‘Bjorn of the Dead’
