劇団四季のミュージカル『マンマ・ミーア!』が2026年11月4日、広島市中区の上野学園ホールで日本上演通算3500回を迎えた。終演後には報道陣向けの記念セレモニーが開かれ、出演者26人が舞台衣装のままステージにそろい、「3500回記念」と書かれたパネルを掲げて記念撮影に臨んだ。
作品は1999年にロンドンで初演された。劇団四季による日本公演は、2002年12月1日に東京・汐留の電通四季劇場[海]で幕を開けた。以来、札幌や福岡など全国10都市で上演を重ね、足掛け24年で3500回に到達。累計来場者数は約303万9300人に上る。
舞台はエーゲ海に浮かぶ小島。結婚を控えたソフィが、自分の父親かもしれない3人の男性を式に招いたことで、母ドナを巻き込む騒動が始まる。「ダンシング・クイーン」や「マンマ・ミーア」など、ABBAのヒット曲が、母と娘の絆や登場人物たちがそれぞれの幸せを見つけていく姿を彩る。カーテンコールでは、客席も手拍子で加わり、舞台と一体となって盛り上がるのが恒例だ。
ドナ役の江畑晶慧(えばた・まさえ)は、これまで劇場に足を運び、拍手と笑顔を寄せてきた観客に感謝を伝えた。千秋楽まで、観客の明日への力となるエネルギーを届けたいと語った。
広島での上演は約16年ぶりで、今回が2度目。2025年の名古屋公演に向けて海外のクリエイティブスタッフが来日し、台詞や振付を時代に合わせて見直した。名古屋、横浜を経て広島に巡ってきた今回の公演は、11月23日(月・祝)に千秋楽を迎える。
*写真:井上貴博
*女優敬称略





