このリストには、クイーン、ABBA、オアシスなどのアルバムも名を連ねている。
U2とザ・コアーズが、オフィシャル・UK・チャートが発表した「史上最も売れた(偉大な)アルバム」のリストでそれぞれランクインを果たした。U2の『ヨシュア・トゥリー(The Joshua Tree)』が37位、ザ・コアーズの『トーク・オン・コーナーズ(Talk On Corners)』が44位を記録している。
*U2(写真:アントン・コービン)
トップ3に輝いたのは、1位がクイーンの『グレイテスト・ヒッツ(Greatest Hits)』、2位がABBAの『ゴールド:グレイテスト・ヒッツ(Gold – Greatest Hits)』、そして3位がオアシスの『モーニング・グローリー((What’s the Story) Morning Glory?)』となっている。
これらに僅差で、アデルの『21』、ザ・ビートルズの『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド(Sgt. Pepper’s Lonely Hearts Club Band)』、フリートウッド・マックの『噂(Rumours)』が続いている。
このリストは、オフィシャル・チャートがまとめた英国国内でのセールス(売上枚数)とストリーミングのデータを合算した数値を基にしている。
またU2は最近、5作目のスタジオ・アルバムである『ヨシュア・トゥリー』で、「1980年代に最もストリーミングされたアルバム」のリストでも6位にランクインしたばかりだ。
1987年3月9日にリリースされ、全英アルバム・チャートで初登場1位を獲得したこの作品は、当時の英国史上最も速く売れたアルバムとなった。
「『ヨシュア・トゥリー』はロックの衰退を救い、勇敢かつ堂々とメインストリームに軸足を置きながら、きわめて巧妙にいくつものより高い次元へと飛び立っている」と、音楽誌『ホット・プレス(Hot Press)』のビル・グレアムは1987年のレビューでこのアルバムについて記している。「U2はもはや、薄っぺらで口先だけの称賛でごまかせる存在ではない。このロックの再評価を経て、彼らはまさに極めて真剣に受け止められなければならないのだ」。
ザ・コアーズの2作目のスタジオ・アルバムである『トーク・オン・コーナーズ』は1997年10月17日にリリースされ、伝統的なケルト音楽とポップスやロックの融合を特徴としている。同作は1998年の英国で最も売れたアルバムとなり、全英チャートに142週にわたってランクインし続けた。
このレコードは1998年半ばに再リリースされ、そこに追加収録されたフリートウッド・マックのカバー曲「ドリームス(Dreams)」は全英トップ10入りを記録した。
「私たちにはモットーがあります。それは『もし自分たちのプロパガンダ(大宣伝)を自分自身で信じ込んでしまったら、その時は終わりだ』ということです」と、バンドのマネージャーであるジョン・ヒューズは、彼らの3作目のスタジオ・アルバム『イン・ブルー(In Blue)』のリリース後に行なわれた『ホット・プレス』誌とのインタビューで語っている。「そして、それこそが人々が陥りがちな『あれだけレコードが売れたのだから、自分は偉大に違いない』という一種のシンドローム(症候群)だと思います。そうした類のものは、ペスト(悪疫)のように忌み嫌い、避けるべきなのです」。



